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擾乱時は明治64年。 舞台は94歳の徳川慶喜が絶対権力を維持し続けている日本。 街は明治時代の文化の色を残しつつも、 科学技術と陰陽道の発展が進み近未来的な雰囲気を醸し出していた。 しかし、きらびやかな街の裏には、慶喜暗殺すなわち体制の崩壊を目論んでいる輩 〜反体制派組織・クチナワ〜が影を潜めていた。 その駆除を任されたのは、政府の闇の処刑人組織『鵺(ぬえ)』。 鵺に所属する雪村咲羽(ゆきむらさわ)は幼い頃、クチナワの首領に家族を殺害され、 家族の仇を討つことを目的に生きていた。
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明治東亰恋伽赤い満月の夜、女子高生の綾月芽衣は、妖しげな奇術師チャーリーのマジックに誘われ箱の中へ。目を覚ますとそこは、明治時代の「東亰」だった! 戸惑う芽衣を助けたのは、森鴎外と菱田春草。言われるがまま馬車に乗せられ、着いたところは鹿鳴館。高官たちが集う華やかな舞踏会の場で、泉鏡花、川上音二郎、小泉八雲、藤田五郎といった歴史上の人物たちと出会う。 この世界では、日没から明け方の「朧ノ刻(おぼろのとき)」に、「物の怪」たちが姿を現す。その姿を見ることができる者は「魂依(たまより)」と呼ばれ、芽衣もこの力を持っていた。慣れない生活の中、彼らと触れ合い芽生えていく恋心。「魂依」の力は、芽衣と彼らをより強い絆で結びつけていく。 しかし、現代に戻るチャンスは一か月後の満月の夜。芽衣が選ぶのは現代か、それとも…… 少し不思議な明治の東亰で、時を越えた恋の物語が開花する――
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ゴールデンカムイ明治時代後期。「不死身の杉元」の異名を持つ日露戦争の英雄・杉元佐一は、ある目的のために大金を手に入れるべく北海道にいた。そこにアイヌから奪われた莫大な埋蔵金という、一攫千金のチャンスが舞い込む。埋蔵金は網走監獄に収監中の男によって隠匿され、24人の脱獄囚の身体に刻まれた刺青がその在り処を示す手がかりだという。 そんな折、ヒグマの襲撃を受けた杉元を、ひとりのアイヌの少女が救う。名をアシ(リ)パというその少女は、埋蔵金を奪った男に父親を殺されていた。さらに杉元の動きに呼応するように、かねてより埋蔵金を狙って暗躍していた北の最強部隊・第七師団や刺青を背負う脱獄囚たちの動きも顕在化。果たして、雄大な北の大地を舞台に巻き起こった一攫千金サバイバルの行方は……!?
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マーク・矢崎チャンネル猫好きの占い師・マーク・矢崎の専用チャンネルだよ!生放送ではお悩み相談受付中!動画で話題のあの人の鑑定をしたり、開運パワースポットめぐりや心霊スポット探検も。占い好きなキミ、おまじない好きなキミ、謎やミステリー、不思議大好きなキミは大集合☆恋や人生相談も待ってるよ! リアルおまじないやリアル呪いがあるかも!? プロフィール マーク・矢崎 千葉県出身。明治時代の実業家で、易断家としても著名な高島嘉右衛門(たかしまかえもん)の玄孫(やしゃご)にあたる。幼い頃から神秘的なものに興味を持ち、独学でさまざまな神秘学を学ぶ。19歳で月刊少女誌 「マイバースデイ」(実業之日本社)に連載を開始し、人気占い師として多くのファンを持つ。 西洋占星術から心霊現象の解明まで守備範囲は広く、特におまじない研究に関しては“おまじないブームの仕掛け人”として、時の人に。テレビ、雑誌、新聞を中心に活躍し、20年以上執筆している毎日新聞朝刊の占いは、あの野田首相にも「当たっている」と言わせたほどの的中率を誇る。(株式会社説話社所属)