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舞台「四月は君の嘘」『ヒューマンメトロノームとも揶揄された正確無比なピアノ演奏』『幼少から数多くのコンクール優勝』そんな過去を持つ天才ピアニスト有馬公生は母親の死をきっかけにピアノの音が聞こえなくなり演奏から遠ざかっていた。 公生を心配する幼馴染みの澤部椿や渡亮太と学生生活を送り新学期になった四月——— 公生は同じ年のヴァイオリニスト宮園かをりと出会う。 かをりとの日々はモノクロの心をカラフルに色付け公生の世界を変えてゆく。ある日、かをりはヴァイオリンコンクールのピアノ伴奏に公生を指名。 再び鍵盤に触れたことで公生の中に新たな感情が芽生える。 友人、ライバル、恩師と過ごす春夏秋冬は美しくも切ない嘘の物語を紡ぎ出す。 「もうすぐ春が来る、君と出会った春が来る」
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空戦魔導士候補生の教官地上を≪魔甲蟲≫と呼ばれる魔物に支配され、天空の浮遊都市へ追いやられた人類は、≪魔甲蟲≫に対抗しうる存在――空戦魔導士を生み出した。 空戦魔導士の育成機関である学園浮遊都市≪ミストガン≫の生徒、カナタ・エイジは≪黒の剣聖(クロノス)≫の称号を持つエリートエース。しかし、今では"とある事件"から「裏切り者」の烙印を押され、前線を退いていた。 そんなカナタが、"落ちこぼれ"と揶揄されるE601小隊の教官に任命される。 この小隊に所属するのは、一癖も二癖もある3人の少女。彼女たちに叩き込むカナタの指導法は、荒唐無稽な常識外のものばかりで……。 「俺がお前たちを最強の空戦魔導士にしてやるよ」 "裏切り者"教官の型破りな指導で「最強の空戦魔導士」を目指す"落ちこぼれ"少女たちの成長の物語が今、始まる!