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勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う「――レイン。君はクビだ」 勇者と共に魔王討伐を目指すビーストテイマーのレイン。 ところがある日、仲間から役立たずと罵られ、勇者パーティーを追放されてしまう。 自由に生きようと冒険者の道を選んだレインは、 試験の最中、魔物に襲われている少女カナデに遭遇。 カナデを逃すために身を挺すが、彼女は魔物を一撃で倒してしまう。 カナデこそ規格外の力を持つ「最強種」の一つ、猫霊族の少女だった! レインの才能と優しさに惹かれたカナデが告げる。 「私を、使役してみる?」 最強の猫耳少女と契約し、冒険者として新たな人生を歩み始めるレイン。 だが、レインを追放した勇者たち、そして別の「最強種」がその力に気づき――。
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シェフは名探偵極上の料理と自家製のヴァン・ショー(ホットワイン)が売りの小さなフレンチレストラン『ビストロ・パ・マル』。 ここの料理長である三舟忍(西島秀俊)は冷静沈着で穏やか、一見すると何を考えているか分からない。でも実は「……ちょっといいですか?」と、すぐにお節介を焼いてしまう優しさを持つ。そんなシェフの三舟が人並外れた洞察力と推理力で、お客様たちの巻き込まれた事件や不可解な出来事の謎を鮮やかに解き明かす。
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大正オトメ御伽話時は大正――。 金持ちの家に生まれ、何不自由なく育ってきた志磨珠彦は、 大事故に遭い、右手の自由と父の期待、そして母を失う。 養生という名目で田舎に厄介払いされ、 いつしか世の中すべてを嫌う厭世家(ペシミスト)になっていた。 そんな彼のもとへ、夕月と呼ばれる少女がやってくる。 珠彦の世話をするために父があてがった、妻だった。 最初は夕月をうっとうしく思っていた珠彦だが、 次第にその笑顔と優しさに心を開いていき――。 果たして、二人は本当の夫婦になれるのか。 大正ノスタルジック・ラブストーリー、開演!
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デジモンアドベンチャー tri. 第4章「喪失」メイクーモンの暴走、そして、起きてしまったリブート。 苦悩する芽心を残し、太一たちはデジタルワールドへと向かった。 再会したパートナーデジモンたちは、今までの記憶をすべてなくしている。 それでも再び絆を築いていこうと、手を差し出す選ばれし子どもたちと、応えるデジモンたち。 ところが、ピヨモンだけが、成長期に進化してもなお警戒心をあらわにする… 「だから昔のことなんて知らないってば!」 自分のことよりも先に他人を思いやる空の優しさに、かえって不信感を抱いたのだ。 傷つき立ちつくす空に、太一とヤマトはかける言葉を見つけられない。 デジタルワールドでこの先どうすべきか― 相談していた一同の前に、突如メイクーモンが姿を現し、そして消えた。なぜか元の記憶を残し、芽心を探し涙を浮かべさまよいながら― その姿を見て、子どもたちはメイクーモンを救うためにデジタルワールドを旅する決意を固める。 だが、彼らの前に、ダークマスターズを従えたあの男が姿を現すのだった。 その頃、現実世界の西島は、姫川が失踪したとの報せを受けていた。 調査する彼は、姫川のこれまでの行動の裏に、ある目的が隠されていたことを突き止める。 それは、二人の運命を決定づけた過去の出来事へとつながっていた… 今、再び 冒険が進化する―
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デジモンユニバース アプリモンスターズ主人公の少年・新海ハル(中1)は、選ばれし人間だけが扱える "アプリドライヴ"を手に入れ、検索アプリのモンスター・ガッチモンと出会う。 ガッチモンによると、スマホの奥に広がるインターネットの海で、 今"凶悪なるラスボス人工知能・リヴァイアサン"がとんでもないことを企んでいるらしい。 日々、友達に比べて自分はどこか脇役っぽいと感じていたハルは、 その騒動を巡って、初めて大きな一歩を踏み出す。 「なるんだ!ボクがホントの主人公に!」 その決意のもと、ガッチモンとペアリングし、バディーとなったハルは、 "アプモンチップ"となって現実世界に出てきたガッチモンを、 "アプリドライヴ"によって実体化="アプリアライズ"させて、敵のアプモンに立ち向かう! 他のアプモンの力を借りる"アプリンク"。 そして、新たなアプモンに進化する"アプ合体"を駆使し、ハルは騒動を起こすアプモンとアツく戦い、 ネットの海に潜む人口知能について知っていく。すべての鍵を握るのは優しさ。 仲間とともに現実と向き合い、 自分の人生の選択をしていく新感覚バディストーリー。
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ナースウィッチ小麦ちゃんR吉田小麦は元気が取り柄でちょっぴりドジな中学二年生。 クラスメイトで親友の西園寺ここなや、男装アイドルの如月ツカサとともにアイドル活動をしているが、 人気急上昇中のここなや男装のカリスマのツカサとは違い、小麦のお仕事は地元商店街でのライブなど地味なものばかり。 それでもある「夢」を持ち、楽しくアイドルと女子中学生の両立生活を送っていた。 そんなある日、小麦の前に傷ついた謎の生物・うさPが現れる。 小麦が手当をしてあげると、その優しさを見込んだうさPは小麦にまじかるな力を使える伝説の女の子になってほしいとお願いしてくる。 わけあって渋々伝説の女の子になった小麦は、突然現れた奇妙な怪人と戦うことに! 『まじかるナース』と名乗った小麦は以降、次々と現れる怪人と戦うはめになってしまう。 そんな中、『まじかるメイド』や『まじかるシスター』も現れてみつどもえのバトルに!? 小麦は『女子中学生』『アイドル』『まじかるナース』の一人三役をこなせるのか。 そしてバトルと「夢」の行く末は……!?
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東京喰種トーキョーグール√A――これは「絶望」に囚われた、青年の物語―― 人間の死肉を喰らう怪人“喰種”が潜む街――東京。 大学生のカネキは、ある事故がきっかけで“喰種”の内臓を移植され、半“喰種”となる。 人を喰らわば生きていけない、だが喰べたくはない。 人間と“喰種”の狭間で、もがき苦しむカネキ。 どちらの世界にも「居場所」が無い、 そんな彼を受け入れたのは“喰種”芳村が経営する喫茶店「あんていく」だった。 そしてカネキは自らが“喰種”と人間、ふたつの世界に「居場所」を持てる唯一人の存在であると知る。 互いが歪めた世界を正すため、カネキは“喰種”と人間の想いが交錯する迷宮へと立ち入るが…。 ――僕は“喰種”だ―― 全てを守れる「強さ」を欲したカネキが取った究極の選択は、 自らの人間的な部分を葬り“喰種”として生きることだった。 走り出してしまった決意。暴走する優しさ。 「強さ」の果てに、カネキが見たものとは…? 原作者・石田スイが紡ぎ出す、もうひとつの「東京喰種」が幕を開ける。