ノラガミ
黒いジャージにスカーフ姿の”夜ト(ヤト)”
は、祀られる社の一つもない貧乏でマイナー
な神様。
自分の社を築くべく、自分の携帯番号を街な
かやトイレの壁に書き込み、
賽銭<5円>で人助けをする、自称”デリバ
リーゴッド”である。
良家の令嬢・壱岐ひよりは、交通事故に遭い
そうになった夜トを助けようとして、
代わりに自分が交通事故に巻き込まれてしまう。
それがきっかけで”半妖(はんよう=魂が抜
けやすい体質)”となったひよりは、
その体質を治してもらうために夜トを追いか
け、次第に行動を共にするようになる。
さらに、夜トに拾われ、神様が使う道具“神
器(しんき)”となった少年“雪音(ゆき
ね)”も仲間に加わり、
人間に害を与える”妖(あやかし)”と戦いを
繰り広げる一方で、夜トの秘められた過去が
ひもとかれていく。