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Rd.5/6【岡山国際サーキット】第5戦、レースリポート

2014/06/14 21:48 投稿

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SCR第5戦レースリポート

                                2014年 6月 14日

SCR岡山ラウンド第5戦はカテゴリーⅠに3台のGT3マシンが新たにエントリー。
青木孝行、土屋武士、阪口良平が初参戦!

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SCR、スーパーカーレースシリーズはツインリンクもてぎ、富士スピードウェイと
ラウンドを重ね、岡山県の岡山国際サーキットで公式予選に続いて第5戦の決勝
(50分レースが)が行われた。

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2ラウンド4戦を終えたSCRは新たな展開を見せ始めた。
カテゴリーⅠにスーパー耐久で活躍するGTNET MAKERS GT-Rが初参戦、
さらに台湾から古豪チームが初参戦。メルセデスAMG SLS GT3の2台をエントリー
させていたが、92号車のSLSが金曜日のフリー走行でクラッシュ。
急遽、ニスモ GT-R GT3に車両を変更し、3台のGT3マシンが走ることになった。
台湾チームには土屋武士(AMG SLS)、阪口良平(GT-R)が参加。
それぞれ台湾のジェントルマンドライバーLam Yu、Han Chen CHENとペアを組み、
GTNETはスーパー耐久と同じ青木孝行が出場、ジェントルマン白井剛とコンビを
組むことになった。
また、カテゴリⅡにエントリーされていたTEAM石松はドライバーが決まらず、
直前でキャンセルとなった。

土屋武士、阪口良平、青木孝行が好タイムを記録。逆転で青木組GT-Rが予選PP獲得。
カテゴリーⅡはNAORYU/佐々木孝太組が貫禄のPP奪取

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2人のドライバーのタイム合算で順位が決まる公式予選、Aドライバーは土屋武士、
坂口良平が貫禄を見せて1、2位を占めたが、Bドライバーで登録した青木が
これを上回る速さを見せて逆転のPP奪取。土屋組、阪口組が続く形となった。
カテゴリーⅡは開幕から4連勝を達成したADE-AGE-458のNAORYU(フェラーリF458)が
今回も俊足ぶりを披露。さらに第2戦以来の佐々木孝太とのコンビが復活。
2人ともに圧倒的な速さを見せて難なくPP獲得。炙りや秀苑・シフト997GT-3の
植田正幸/山脇大輔組(ポルシェ911GT3)が2位スタートを決めた。

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2番手スタートのメルセデスSLS土屋武士が好スタート。
後続を引き離すも白井剛からバトンを受けた青木孝行が猛追。GT-Rが逆転の初優勝!
カテゴリーⅡはフェラーリF458 NAORYUが佐々木孝太とともに快走。
開幕から破竹の5連勝を飾る
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午後2時28分にスタートが切られた第5戦決勝。スタート直後の第1コーナーで
2番手スタートのBuddyClub FIST AMG SLS土屋武士がアウトからトップに浮上。
土屋は一気に後続を引き離してLamにバトンを渡す作戦。
一方GTNET MAKERS GT-R は白井剛にスタートを託して早目のピットイン。
後半青木孝行が追い上げる作戦だ。快調に飛ばす土屋は2位に30秒以上の差を
つけてLamに交替。それより先にピットインしたGTNETはバトンを受けた青木が
怒涛の追い上げ。その差は見る見る縮まり、残り時間6分を切った28周目の
Wヘアピンでついに逆転。
青木は残り3周を危なげなく走り切ってうれしい優勝を飾った。
阪口良平からHanへつないだBuddyClub RSTRADA GT-Rが3位の結果となった。

カテゴリーⅡはクラスPPからスタートしたADE-AGE-458のNAORYUがトップの座を
死守して佐々木孝太に交替。このチーム現在ランクトップで60秒のピットストップに
さらに60秒が加算されるハンディを背負っており、佐々木がコースインした時点で
クラス2位に後退したものの、「クルマ的にマージンがあった」と佐々木。
タイム差をすぐに取り戻して再びトップに浮上し、そのままフィニッシュ。
NAORYUはこれで開幕から負け知らずの5連勝となった。

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■ドライバーコメント
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青木孝行
「予選でコンマ5秒しか差がなかったのでガチンコ勝負になると思っていた。決勝のロングランはメルセデスが強いので厳しいと思ったが最後に抜くことができた。楽しいレースでした」

土屋武士
「僕のパートは予定通り走れました。でも相棒のフィッシュボーン(Lamのニックネーム)は今回が人生初めてのレースなので少しでも差を広げようと頑張りました。明日は僕が後半追い上げる作戦で行きます」

阪口良平
「クルマは今日がシェイクダウンだったけどすごくバランスが良くて乗りやすかった。いい感じで走れました。明日も頑張ります」

NAORYU
「セッティングを変更したらオーバーステアになってしまい、ペースを押さえて走りました。後続に差をつけることができなかったけどいい状況で(佐々木に)バトンを渡せたので大丈夫と思っていました」


第6戦は15日午後1時55分スタート予定(50分レース)。カテゴリーⅠは青木孝行組、カテゴリーⅡはNAORYU組がPPからスタートする。
photo:H.P.Works
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関連リンク
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