ゲッセイ『ファークライ プライマル』

※序盤ではありますが、ゲームの物語に触れる部分もあるかと思いますので、
読まれる方は注意をお願いします。

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最近『ファークライ プライマル』をぽちぽちとプレイしています。


僕の『ファークライシリーズ』のプレイ歴はかなり浅く、
前作の『ファークライ４』をクリアした程度なのです。

そもそも僕は『ファークライシリーズ』をちょっと舐めていた感があり、


「えー、ファークライ？ FPSなの？ どうせCoDとかの後追い作品でしょう」


などと思っていたのです。

しかし、まあ、ちょっとやってみるかと『４』をプレイしてみると……、

『４』の世界観、広大であり狭隘であり、残酷な物語が僕の心にビシバシとヒットし、
気が付けば朝まで延々とジャングルを駆け回っているほど。


だから新作の『プライマル』にもかなり期待しておったのですが、
前情報として、

・今回のファークライは石器時代らしい
・ペット的な要素があるっぽい

という情報を聞いてしまうと、


「ペットか……そりゃ動物は可愛いけどさあ。なんかねぇ……どうかなぁ……」


と、やや鼻白んでいたものです。


それでもまあ、とりあえずやってみるかー、といざ始めてみると、




あっ……



ぎゃっ……



ぎゃんかわ！

かわいい！

なんだこれは。かわいいすぎる！


僕は生来喘息持ちで、季節の変わり目には必ずと言って良いほど発作が起きて、
それはそれは、季語になるかというくらいヒューヒューしておったので、
だから毛がふわっふわとしたペットを飼ったことが殆どありませんでした。

しかし、小学生の頃、従兄妹家族と出かけたどこかの施設の前で、
ダンボールに入れられて売られていたウサギを持ち帰り、
強引に飼ったことがあります。

父は困った顔をしながらも、ウサギの圭介（あだち充「ラフ」参照）の為に日曜大工、
立派な小屋を作ってくれました。


けれど、僕の飼い方が悪かったのか、
それとも元々あまり強くないウサギだったのか、
一夏をも越えられず、夏休みのとある日に、
小屋の中でクタッとなってしまいました。

僕はベッドに倒れこみ、それはもう、これでもかとぎゃんぎゃん泣いた記憶があります。

そしてそれ以来、我が家でペットを飼うこともなくなり……。


だからこうして、ゲームの中とはいえ、かわいらしいペットを飼えるというのは、
嬉しくもあるのですが、失ってしまったときに悲しくなるので、
とても慎重になってしまうのです。

「大丈夫か、ちゃんと着いて来ているか」と度々後ろを振り返りながら、
今日も今日とて石器時代を彷徨っております。


『敵！？  人？ 人なら構わん。ぶっ飛ばしてやる！』

『敵！？ 動物？ あ、ペットには出来ない？ ぶっ飛ばしてやる！』

『敵……こいつペットになるのか……ちょっと待って今エサのお肉を……あれ、エサ食べない……待って、ちょっと、それ俺！ エサはあっち！ それは俺のお腹のお肉だから！』


こんな感じで、叫び散らしながら楽しんでおります。


ファークライにもヒロインは存在し、前作の『４』も何人か、
強気で、イカレていて、可愛らしい女性が登場してきましたが、
近作にも出てくるのかなぁ……とちょっぴり期待。

そうして初めて出会った女性は



お、おう。君かね。
なるほど、うん、髪型が斬新だね。



その首からぶら下げているの、耳？
耳なのかな？ 敵の耳をぶら下げているのかな？

斬新だね。石器してるね。



なんか良い顔！

この子ちゃん、名前はサイラちゃんと言うらしいですが、
施設のアップグレードをしたときに、なんかウホウホ小さく踊っていて、
僕はそれを見た瞬間に心を鷲掴みにされてしまいました。

かわいいかも知れない……。

かわいくなる予感がする……。

どうしよう、好きになっちゃうかもしれない……。


というわけで、この子とペットたちに会いに、
再び石器時代に行って来ます。


ちなみに余談ですが、同じタイミングで買った従兄妹のウサギ、
とても元気で、かなり長い間走り回っていたそうです。


同じダンボールに入っていたはずなのにな。



プレイ動画はYoutubeにて、三人称のドンピシャがあげているので、
興味がある方は下記URLから是非。

【三人称】 FARCRY PRIMAL 【ドンピシャ】