渡辺文重の有料メルマガ批評

有料メルマガ配信サービスに関する雑感をつらつら書いてみた

2014/09/17 22:45 投稿

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ごきげんよう、有料メルマガ評論家の渡辺文重です。今回は、有料メルマガ評論家らしい記事を書いてみようと思います。以下、有料メルマガ配信サービスに関する雑感となります。



・イズメディア・モール
https://mall.ismedia.jp/index.php
ぐるぐる回っててカッコイイとは思うのですが、どういう記事が、どういうタイミングで送られてくるのかが分かりにくい。小川和久氏のページのように無料サンプルを掲載するほか、何月何日にメールが配信されたかが分かると安心できるのですが……。

・新おとなの学び場
http://otomana.nifty.com/
中村江里子氏と大谷昭宏事務所が2014年7月いっぱいで配信終了になったようですが、写真と競馬の有料メルマガを中心に健在という印象です。

・THEORY(セオリー) 著名人・芸能人の有料メールマガジン
https://theory.ne.jp/
「WRITER」一覧のページを見ると、有名人がずらりと並んでいるのですが、半分以上が休刊なので、購読前に「バックナンバー」を確認する必要があります。

・タグマ!
http://www.targma.jp/
私が配信を開始した時に比べると、サッカー中心にタイトルが増えてきて、魅力的なサービスになっている気がします。なお、私が真面目に有料メルマガについて毎週原稿を執筆している連載「渡辺文重の有料メルマガ批評ぷらす」は、タグマ!版津田メルマガ限定のコンテンツとなっています。

・ちょくマガ
http://chokumaga.com/
面白そうなタイトルがあったので購読しようと思ったら、休刊とのこと。「メルマガ一覧」で調べたところ、小島慶子氏と今井紀明氏、すずきあきら氏が9月末で休刊となるようです。最近では、中谷一馬氏、藤村忠寿氏と西田次郎氏が8月いっぱいで、中野剛志氏を含め5誌が7月いっぱいで休刊となっている模様。それはそうと、メルマガ一覧には掲載されていないタイトルがあるような……。

一覧に掲載されていなかった竹熊健太郎氏の有料メルマガ(http://chokumaga.com/author/118/)は6月末で休刊していたのですが、記事の個別販売は行っていませんでした。記事の個別販売をしているかどうかが、休刊後もメルマガ一覧に掲載されるかの基準のようですね。

・ビジネスにピリッと役立つ有料メルマガ配信サービス ビジスパ
http://biz-spice.jp/
「執筆者一覧」を見ると、現在配信中のメルマガと、バックナンバーのみ販売しているメルマガが、分かりやすく表示されているため、好感が持てます。「売れ筋ランキング」は城繁幸氏のほぼ独占状態でしょうか。実際、面白いですからね。

・有料メルマガ配信サービス「フーミー」
http://foomii.com/
スポーツ新聞みたいなラインアップですね。天木直人氏の有料メルマガを購読していたのですが、最近の内容は痛々しく、読むのがつらくなってきたので、9月末で解除することにしました。

・有料メールマガジン BOOKSTAND
https://bookstand.webdoku.jp/melma_box/index.php
エレキコミックのメルマガが開始されるなど、少しずつですが、タイトルが増えているようです。あと、バックナンバーを購入できるようになったことが、個人的にはうれしいですね。プチ鹿島氏の有料メルマガがお勧めです。

・BLOGOS メルマガ
http://magazine.livedoor.com/
目新しさは感じないですが、安定感はあるという印象です。人気記事ランキングは、いつ見ても、藤沢数希氏のほぼ独占状態ですね。

・ブロマガ - ニコニコチャンネル
http://ch.nicovideo.jp/portal/blomaga
著名人の一覧を見ていくと、1年以上、記事が更新されていないタイトルが、たくさんありますね。ブロマガの記事は更新していなくても、生放送は続けている場合もあるのですが……。一時期の家入一真氏どころの騒ぎではないような気がします。入会する場合は、「2014年の」9月や8月に更新されているかを確認することをお勧めします。

・まぐまぐ!
http://www.mag2.com/
新創刊のメルマガ購読には、きちんと配信されるか分からないというリスクが付きまとうのですが、きちんと配信されない場合、返金などの処理が行われるため、安心できます。ところで、まぐポイント残高が2014年9月時点で8022ポイントあるのですが、使い切れる気がしません。なお、9月末で744ポイントが、10月末には1017ポイントが失効となります。

・有料メールマガジン メルマガNumber
http://number.bunshun.jp/list/merumaga-number
野球とサッカーに集約したようです。有料メルマガというビジネスモデルを考えた時、テーマを「日本代表」に絞ると苦しいだろうな、と思っていたのですが、それを見事に成し遂げていることはお見事。さすが、文藝春秋。

・夜間飛行
http://yakan-hiko.com/
インプレスの有料メルマガ配信サービス「MAGon」(http://magon.impress.co.jp/)が終了した結果、西田宗千佳氏と本田雅一氏がやって来た、という感じでしょうか。「最もハズレが少ない」サービスだとは思うのですが、著者一覧の並び方が謎ですね。いや、サービスを開始した順番に上から並べているのだと思うのですが、配信中のメルマガと休刊したメルマガが混ざっているため、分かりにくいと感じました。



以上、私が利用したことのある有料メルマガ配信サービスに関する雑感でした。他にも有料メルマガ配信サービスがあったら、Twitterなどでリプライをお願いします。

それにしても、あらためて有料メルマガ配信サービスを見てみると、休刊しているタイトルが多いことに気付かされます。正直、情報量で勝負をしたら、新聞や雑誌、書籍に勝てるはずがないですし、そもそも、インターネットには無料で情報が転がっているのですから、負けることは火を見るより明らかです。

万人ウケを狙わず、ごく少数の共感してくれる人間を対象とした記事を書く。そういう同人誌のノリが、有料メルマガには最適だと、私は考えています。

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