ごきげんよう。有料メルマガ評論家の渡辺文重です。さて、私は有限会社ブンヤという零細企業の取締役でもあるのですが、6月3日(火)に行われた王子法人会青年部会の常任幹事会に出席しました。
◆
唐突な話なので、順を追って説明しましょう。
有限会社ブンヤは2003年に起業した、いわば、私の「個人事務所」みたいな会社です。よく聞かれるので、こちらから説明しておきますが、「ブンヤ」という名前の由来は、前身である「渡邉文彌設計事務所」の文彌(ぶんや)となっています。渡邉文彌は私の父親なのですが、彼は一級建築士なのですね。
ちなみに、私の本名は渡「邉」文重なので渡「辺」文重はペンネームとなっています。これは「名前を間違える人が多いだろうから」という配慮だったのですが、どういう訳か、あえて、渡「邊」文重と書き間違える人が一定数、存在します。名前を間違える人間は、こちらが配慮しても無駄なのだと気付かされました。そういう意味で、山本一郎氏は苦労が絶えないのだろうなと思っています。わざわざ「やまもといちろう」とひらがな表記にしても、「やまもとたろう」と読み間違える人がいるのですから。
話がそれました。有限会社ブンヤの本社(びっくりすることに、過去には支社も存在したのです!)は、東京都北区に存在するのですが、地域とのコミュニティーを大切にする人間である私は、誘われるがままに、王子法人会に入会したのであります。なお、青年部会は、王子法人会内の組織の1つとなっています。「青年」といっても定年が50歳なので、私のようなおっさんでも「青年」にカテゴライズされてしまうのです。
◆
これまで、私はそれほど王子法人会の活動に参加していなかったのですが、メールで誘いがあり、たまたま暇だったので、今回は参加しようと思った次第です。ちなみに、私は常任幹事ではないのですが、常任幹事会には常任幹事以外の人も参加できるようです。
開始時間は18時30分。場所は「北区の産業の発展と区民の文化水準の高揚を目的として建設された北区のシンボル」である北とぴあの会議室でした。参加者は20名弱。まず、部会長のあいさつがあり、次に王子税務署からの参加者のあいさつ、議事録作成人の指名が行われ、議事に入りました。
審議事項は、以下の通り。
1.地区対抗ボウリング大会について
2.親子租税教室について
3.新設法人説明会について
4.増強について
5.来年度総会について
6.そのほか
……当然、何のことか分からないので、取りあえず、私は審議の様子を見学することにしました。
地区対抗ボウリング大会は、王子サンスクエアボウルで行われるようです。これまで10年以上、王子法人会に所属しているのですが、「ここぞ!」のイベントはボウリング大会になる印象です。ちなみに、地区対抗ボウリング大会は9月17日(水)に開催されるのですが、6月17日(火)にも「北区納税貯蓄組合連合会主催ボウリング大会」が王子サンスクエアボウルにて開催されます。
サンスクエア内には「多目的フットサルコート キャプテン翼スタジアム」もあるので、たまにはフットサルでもやればいいのに、と思ったのですが、基本、法人会は年寄りの集まりなので、ボウリングあたりが妥当な線なのだろうなと思った次第です。
親子租税教室は、「区内の小中学生と保護者を対象に、『納税意識の高揚』・『税務知識の普及』を目的として、『税金クイズ』を含むイベントを行う。クイズの作成には王子税務署の協力を得て、企画・運営は青年部会員が中心となって開催」とのこと。正直、よく分からないですが、イベントを行うようです。
これまでの流れのある議事に対しては、私から言えることはないので、黙って議事の推移を見ていたのですが、「増強について」という議題では意見を求められました。「増強」とは要するに、新規会員をどうやって獲得するかの議論だったのです。
突然、話を振られたので、何か適当なことを言った気がするのですが、それ以降は、特に何もなく、20時に常任幹事会は終了したのでした。その後、飲み会が行われたようですが、原稿の締め切りが迫っていたため、帰社することにしたのです。
◆
さて、王子法人会にとっても「増強」は深刻な問題なようです。細かい数字は分かりませんが、会員数が減っていることは間違いないでしょう。入会資格や会費は、下記URLに細かく記されています。
http://www.ojihojinkai.or.jp/entry/index.html
なお、有限会社ブンヤの資本金は300万円以下なので、月額会費は500円。ちょうど、有料メルマガと同じぐらいの価格帯となっています。
会合に1回出席しただけで偉そうなことは言えませんが……。あえて言わせてもらえれば、「増強」に対する施策が消極的だと感じました。新設法人説明会に参加した人を勧誘するとか、王子税務署管内に所在する未加入の法人を勧誘するとか、それは重要なことだと思うのですが、これだけで成果を出すことは難しいという印象を持ちました。
それでは、どういう施策が「積極的」なのか。例えば、「王子法人会に入りたいから、わざわざ王子税務署管内で起業する」と思わせるぐらいの宣伝が必要かと思います。または、特別会員(王子法人会の事業を賛助するために入会した者)の獲得を狙って、月額500円で何らかのコンテンツを売るとか……。(何か問題があるかもしれないですが)
これは有料メルマガとも共通なのですが、自分で顧客の範囲を絞ってしまうと、やれることが先細りになって苦しいということです。ぶっちゃけ、前回掲載の「日本代表戦を見ながらメンバーのキャラクターボイスを考えた」は、全く有料メルマガとは関係ない記事だったのですが、どういう訳か、公開後に『有料メルマガ批評』の有料会員数が増えました。
『有料メルマガ批評』と言いながら、ひたすら、女性声優について語る。これぐらい、おかしなことをすることも、時には必要だということです。
※お知らせ
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唐突な話なので、順を追って説明しましょう。
有限会社ブンヤは2003年に起業した、いわば、私の「個人事務所」みたいな会社です。よく聞かれるので、こちらから説明しておきますが、「ブンヤ」という名前の由来は、前身である「渡邉文彌設計事務所」の文彌(ぶんや)となっています。渡邉文彌は私の父親なのですが、彼は一級建築士なのですね。
ちなみに、私の本名は渡「邉」文重なので渡「辺」文重はペンネームとなっています。これは「名前を間違える人が多いだろうから」という配慮だったのですが、どういう訳か、あえて、渡「邊」文重と書き間違える人が一定数、存在します。名前を間違える人間は、こちらが配慮しても無駄なのだと気付かされました。そういう意味で、山本一郎氏は苦労が絶えないのだろうなと思っています。わざわざ「やまもといちろう」とひらがな表記にしても、「やまもとたろう」と読み間違える人がいるのですから。
話がそれました。有限会社ブンヤの本社(びっくりすることに、過去には支社も存在したのです!)は、東京都北区に存在するのですが、地域とのコミュニティーを大切にする人間である私は、誘われるがままに、王子法人会に入会したのであります。なお、青年部会は、王子法人会内の組織の1つとなっています。「青年」といっても定年が50歳なので、私のようなおっさんでも「青年」にカテゴライズされてしまうのです。
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これまで、私はそれほど王子法人会の活動に参加していなかったのですが、メールで誘いがあり、たまたま暇だったので、今回は参加しようと思った次第です。ちなみに、私は常任幹事ではないのですが、常任幹事会には常任幹事以外の人も参加できるようです。
開始時間は18時30分。場所は「北区の産業の発展と区民の文化水準の高揚を目的として建設された北区のシンボル」である北とぴあの会議室でした。参加者は20名弱。まず、部会長のあいさつがあり、次に王子税務署からの参加者のあいさつ、議事録作成人の指名が行われ、議事に入りました。
審議事項は、以下の通り。
1.地区対抗ボウリング大会について
2.親子租税教室について
3.新設法人説明会について
4.増強について
5.来年度総会について
6.そのほか
……当然、何のことか分からないので、取りあえず、私は審議の様子を見学することにしました。
地区対抗ボウリング大会は、王子サンスクエアボウルで行われるようです。これまで10年以上、王子法人会に所属しているのですが、「ここぞ!」のイベントはボウリング大会になる印象です。ちなみに、地区対抗ボウリング大会は9月17日(水)に開催されるのですが、6月17日(火)にも「北区納税貯蓄組合連合会主催ボウリング大会」が王子サンスクエアボウルにて開催されます。
サンスクエア内には「多目的フットサルコート キャプテン翼スタジアム」もあるので、たまにはフットサルでもやればいいのに、と思ったのですが、基本、法人会は年寄りの集まりなので、ボウリングあたりが妥当な線なのだろうなと思った次第です。
親子租税教室は、「区内の小中学生と保護者を対象に、『納税意識の高揚』・『税務知識の普及』を目的として、『税金クイズ』を含むイベントを行う。クイズの作成には王子税務署の協力を得て、企画・運営は青年部会員が中心となって開催」とのこと。正直、よく分からないですが、イベントを行うようです。
これまでの流れのある議事に対しては、私から言えることはないので、黙って議事の推移を見ていたのですが、「増強について」という議題では意見を求められました。「増強」とは要するに、新規会員をどうやって獲得するかの議論だったのです。
突然、話を振られたので、何か適当なことを言った気がするのですが、それ以降は、特に何もなく、20時に常任幹事会は終了したのでした。その後、飲み会が行われたようですが、原稿の締め切りが迫っていたため、帰社することにしたのです。
◆
さて、王子法人会にとっても「増強」は深刻な問題なようです。細かい数字は分かりませんが、会員数が減っていることは間違いないでしょう。入会資格や会費は、下記URLに細かく記されています。
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なお、有限会社ブンヤの資本金は300万円以下なので、月額会費は500円。ちょうど、有料メルマガと同じぐらいの価格帯となっています。
会合に1回出席しただけで偉そうなことは言えませんが……。あえて言わせてもらえれば、「増強」に対する施策が消極的だと感じました。新設法人説明会に参加した人を勧誘するとか、王子税務署管内に所在する未加入の法人を勧誘するとか、それは重要なことだと思うのですが、これだけで成果を出すことは難しいという印象を持ちました。
それでは、どういう施策が「積極的」なのか。例えば、「王子法人会に入りたいから、わざわざ王子税務署管内で起業する」と思わせるぐらいの宣伝が必要かと思います。または、特別会員(王子法人会の事業を賛助するために入会した者)の獲得を狙って、月額500円で何らかのコンテンツを売るとか……。(何か問題があるかもしれないですが)
これは有料メルマガとも共通なのですが、自分で顧客の範囲を絞ってしまうと、やれることが先細りになって苦しいということです。ぶっちゃけ、前回掲載の「日本代表戦を見ながらメンバーのキャラクターボイスを考えた」は、全く有料メルマガとは関係ない記事だったのですが、どういう訳か、公開後に『有料メルマガ批評』の有料会員数が増えました。
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