有料メルマガ評論家・渡辺文重が購読した有料メルマガを記録していきます。現在、コンテンツとしての方向性を模索しています。
◆購読した有料メルマガとその感想
海燕『ゆるオタひきこもり生活研究室』/ほぼ毎日/315円
http://ch.nicovideo.jp/blog/cayenne3030/nico
有料メルマガ評論家業を休んでいる間(3月27日~4月9日)に35通も届いていました。素晴らしいバイタリティーですね。
・3月28日から「ベーシックレビュー」というコーナーを開始。
http://ch.nicovideo.jp/search/ベーシックレビュー?type=article
・4月2日「ネットでがんばればお金が稼げる未来。」
http://ch.nicovideo.jp/cayenne3030/blomaga/ar496989
「当面の目標の1000人に到達したい」との意気込みを記しています。頑張ってほしいですね。
・4月2日「ブロマガ過去ログ電子書籍化計画。」
http://ch.nicovideo.jp/cayenne3030/blomaga/ar497410
いわゆる「ブロガー」の人と話していて、最も「自分とは違うな」と思うことが、「過去の記事を書籍にしたい」という気持ちがないことです。もちろん、そうしたスタイルを否定する気はないのですが、その考えは、全く自分にはありません。
正直、私は「無駄」なことにお金を使う人間が好きで、自分の有料Webマガジンの有料記事も「無駄」な情報でありたいと思っています。「無駄」にも、いろいろ種類があるのですが、具体的には、アーカイブ性がない情報を作り出していきたいと考えています。今読んで、次の瞬間には忘れ去れるような、たわいのない情報を提供していきたいし、有料Webマガジンや有料メールマガジンは、まさに、そうした情報でマネタイズする格好の手段だと考えているのです。
それに、有益な情報は無料でシェアされるべきですし、実際、無料で手に入るものだと思っています。
・4月5日「四半世紀(弱)にして振り返る『銀河英雄伝説』。」
http://ch.nicovideo.jp/cayenne3030/blomaga/ar500199
『銀河英雄伝説』は中学時代に読みましたね。そして、おそらく、最後に読んだ長編小説ではないかと思います。正直、長い文章を読むのって苦手なんですよね。ちなみに、アニメ版も全話(OVA含む)を鑑賞しています。
そういえば、初めてアニメを見た時、小説で読んだキャラクターの印象と、随分異なっているなと思ったものです。例えば、小説を読む限り、ヤン・ウェンリーは、もっと普通のおっさんというイメージでしたが、アニメだと若いお兄さんのイメージですよね。何というか、小説→アニメの順で作品に触れるよりも、アニメ→小説の順で作品に触れた方が、幸せな気がします。
さて、『銀河英雄伝説』は、私にとっても好きな作品なのですが、その中でも、特に、好きなシーンが2つあります。
1つ目は、アニメ版第7話『イゼルローン攻略!』。再度の降伏勧告にもかかわらず、「汝は武人の心を弁えず」とバンザイ突撃を決意したゼークトに対して、「武人の心だって」とヤンが怒りをあらわにするシーンです。ヤンは、全編を通じて感情を出すことが少なかったため、この時の怒りは、とても印象に残っています。小説版だと「第7次イゼルローン攻防戦」は、もっとスムーズに行われた印象ですが、アニメ的にはローゼンリッターの活躍を描いた方が良かったのかなと納得しています。
もう1つは、アニメ版第16話『新たなる潮流』。敵将ヤンに手柄を立てさせる原因を招いたビッテンフェルトを叱責するラインハルト。そのラインハルトを、キルヒアイスがいさめるシーンです。ラインハルトは「なぜ、やつはいつでも俺が完全に勝とうとする時に現れては邪魔をするのか」と、ヤンに対して怒りをぶつけるのですが、キルヒアイスは「彼には彼の不満がありましょう。なぜ自分はことの最初からローエングラム伯と対局できないのかと」と、ヤンにだって、こちらと同じような不満があるのだと諭します。これは、名言中の名言ですね。
ちなみに、私が好きなキャラクターはオーベルシュタインです。この2つのシーンで、オーベルシュタインが存在感を発揮していることが、アニメ版の良いところなんですよね。……印象的なシーンが前半に集中していますが、やはり、『銀河英雄伝説』はキルヒアイスの死が、物語としてのエンディングだったと思うからです。
もちろん、この後にも名シーンはあるのですが、キルヒアイスが死んだことで、誰も幸せになれないことが確定したんですよね。いや、唯一、オーベルシュタインにとっては理想的な展開だったのですが、あまりにも理想的な展開で、かえって、暴走する結果になった気がしています。
◆購読した有料メルマガとその感想
海燕『ゆるオタひきこもり生活研究室』/ほぼ毎日/315円
http://ch.nicovideo.jp/blog/cayenne3030/nico
有料メルマガ評論家業を休んでいる間(3月27日~4月9日)に35通も届いていました。素晴らしいバイタリティーですね。
・3月28日から「ベーシックレビュー」というコーナーを開始。
http://ch.nicovideo.jp/search/ベーシックレビュー?type=article
・4月2日「ネットでがんばればお金が稼げる未来。」
http://ch.nicovideo.jp/cayenne3030/blomaga/ar496989
「当面の目標の1000人に到達したい」との意気込みを記しています。頑張ってほしいですね。
・4月2日「ブロマガ過去ログ電子書籍化計画。」
http://ch.nicovideo.jp/cayenne3030/blomaga/ar497410
いわゆる「ブロガー」の人と話していて、最も「自分とは違うな」と思うことが、「過去の記事を書籍にしたい」という気持ちがないことです。もちろん、そうしたスタイルを否定する気はないのですが、その考えは、全く自分にはありません。
正直、私は「無駄」なことにお金を使う人間が好きで、自分の有料Webマガジンの有料記事も「無駄」な情報でありたいと思っています。「無駄」にも、いろいろ種類があるのですが、具体的には、アーカイブ性がない情報を作り出していきたいと考えています。今読んで、次の瞬間には忘れ去れるような、たわいのない情報を提供していきたいし、有料Webマガジンや有料メールマガジンは、まさに、そうした情報でマネタイズする格好の手段だと考えているのです。
それに、有益な情報は無料でシェアされるべきですし、実際、無料で手に入るものだと思っています。
・4月5日「四半世紀(弱)にして振り返る『銀河英雄伝説』。」
http://ch.nicovideo.jp/cayenne3030/blomaga/ar500199
『銀河英雄伝説』は中学時代に読みましたね。そして、おそらく、最後に読んだ長編小説ではないかと思います。正直、長い文章を読むのって苦手なんですよね。ちなみに、アニメ版も全話(OVA含む)を鑑賞しています。
そういえば、初めてアニメを見た時、小説で読んだキャラクターの印象と、随分異なっているなと思ったものです。例えば、小説を読む限り、ヤン・ウェンリーは、もっと普通のおっさんというイメージでしたが、アニメだと若いお兄さんのイメージですよね。何というか、小説→アニメの順で作品に触れるよりも、アニメ→小説の順で作品に触れた方が、幸せな気がします。
さて、『銀河英雄伝説』は、私にとっても好きな作品なのですが、その中でも、特に、好きなシーンが2つあります。
1つ目は、アニメ版第7話『イゼルローン攻略!』。再度の降伏勧告にもかかわらず、「汝は武人の心を弁えず」とバンザイ突撃を決意したゼークトに対して、「武人の心だって」とヤンが怒りをあらわにするシーンです。ヤンは、全編を通じて感情を出すことが少なかったため、この時の怒りは、とても印象に残っています。小説版だと「第7次イゼルローン攻防戦」は、もっとスムーズに行われた印象ですが、アニメ的にはローゼンリッターの活躍を描いた方が良かったのかなと納得しています。
もう1つは、アニメ版第16話『新たなる潮流』。敵将ヤンに手柄を立てさせる原因を招いたビッテンフェルトを叱責するラインハルト。そのラインハルトを、キルヒアイスがいさめるシーンです。ラインハルトは「なぜ、やつはいつでも俺が完全に勝とうとする時に現れては邪魔をするのか」と、ヤンに対して怒りをぶつけるのですが、キルヒアイスは「彼には彼の不満がありましょう。なぜ自分はことの最初からローエングラム伯と対局できないのかと」と、ヤンにだって、こちらと同じような不満があるのだと諭します。これは、名言中の名言ですね。
ちなみに、私が好きなキャラクターはオーベルシュタインです。この2つのシーンで、オーベルシュタインが存在感を発揮していることが、アニメ版の良いところなんですよね。……印象的なシーンが前半に集中していますが、やはり、『銀河英雄伝説』はキルヒアイスの死が、物語としてのエンディングだったと思うからです。
もちろん、この後にも名シーンはあるのですが、キルヒアイスが死んだことで、誰も幸せになれないことが確定したんですよね。いや、唯一、オーベルシュタインにとっては理想的な展開だったのですが、あまりにも理想的な展開で、かえって、暴走する結果になった気がしています。
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渡辺文重の有料メルマガ批評
渡辺 文重
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