2月17日~2月23日に届いた有料メルマガ+有料コンテンツ」の中から、「注目!」に値する記事を紹介します。

群れない生き方 (ソフトバンク文庫)

◆帰ってきた愛と怒りのシゴト論/第1・第3木曜日/315円
http://biz-spice.jp/public/detail/1024/1363/
忌野清志郎『ロックで独立する方法』から「気づけば、ファンが入れ替わっていた。だから、“雨上がりの夜空に”を歌わなくてよくなったんだ」というフレーズを引用し、ファンと距離間に関する、常見陽平氏の考えを記しています。この言葉は、私も興味深いと思いました。

ファンが望む「昔のイメージ」と「現在進行形」の自分。その板挟みに悩む人間にとって、勇気を与える言葉ではないでしょうか。少し考えれば分かることですが、ライブは基本的に「現在進行形」を支持してくれる人の集まりなのですから、「現在進行形」を提示することが「正解」で間違いありません。

しかし、現在はインターネットが普及し、誰でも“平等に”意見を表明できることになったため、その「正解」が見えにくくなっているのです。つまり、実際にはライブに行っていない「昔のイメージ」を支持する人間にも、実際にライブに行った「現在進行形」を支持する人間と同じだけの発言力があるため、どちらが正解か、迷いが生じるのです。

インターネット上の意見を参考にすることも悪くないですが、最終的には、自分がライブで得た感触を信じた方が幸せになれるのではないか。そういうことを考えさせられる言葉でした。

◆ハックルベリーに会いに行く/特殊(ほぼ毎日)/840円《イチ押し!》
http://ch.nicovideo.jp/blog/huckleberry/nico
岩崎夏海氏は、雀鬼・桜井章一氏をモデルにした漫画『ショーイチ』(原作:柳史一郎、イラスト:神田たけ志)で描かれたエピソードを参考に、