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近ごろ観葉植物として注目されている多肉植物。サボテンもその一種として、大人気の模様です。



先日帰省した際に、岐阜の「さぼてん村」へ行ってきました。生産面積が日本最大級のサボテン栽培施設です。広い敷地に150を超える大小のビニールハウスが立ち並び、その中で500万本ものサボテンが日々すくすく育っています。

一言にサボテンといっても覚えきれないほどの種類があり、ハウスをのぞくたびに新しいサボテンに出会える興奮は、まるでサボテンの博物館にいるかのようです。サボテンの他にも観葉植物、サボテン以外の多肉植物も栽培されています。



加工・出荷温室では、街の雑貨屋さんで販売しているような小さなサボテンの寄せ植え作業が行われています。



こちらの特大の玉サボテンは「金鯱」という30年もの。直径が70cmを超える大きなものもありました。迫力満点です。



サボテン村では、実際に栽培中のサボテンを見て購入することができます。私は写真の手前に見える「ゴサイカク」という鮮やかな緑色の柱サボテンを購入しました。たとえ同じ種類のサボテンでも、こんなにズラリ並んでいると、色や太さ、節の付き方 、一つ一つに個性が見えきてどれにしようか迷ってしまいますが、その分選んだサボテンには愛着もひとしおです。

好きな鉢に選んだサボテンを植えてもらい、配送もしていただけます。さらには卸価格で販売されているので、お得に購入できるという、なんともいいこと尽くし。



サボテン栽培歴35年のベテラン、加藤さんにサボテンを育てるコツをうかがいました。

まず基本は、室内の光が入るところに置くこと。夏は一週間に一度ほど、水を多めにあげます。ベランダか庭に出して、鉢から水が抜けるまで水をあげたら、室内に戻します。冬は水をあげる必要はなく、温かい場所に置いておきます。

うまく育てることができれば、大きいサボテンは何十年も生きるそうです。お手入れが簡単なので、なにか観葉植物がほしいとお考えの方にはサボテンがオススメです。

個性的で愛らしいサボテンたちは見ているだけで心癒やされます。岐阜にお立ち寄りの際はぜひ「さぼてん村」へ。続きは下の写真ギャラリーでお楽しみください。

[岐孝園 さぼてん村]

(中島彩)

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