机に向かって忙しく作業しているとき、たくさんの資料を並べたいと思ったとき…。机の面積が2倍になったら、PCのスクリーンが2倍になったら、しかもマルチタッチで自在にコントロールできたら、という欲張りな働き者に希望を与える、なんだかすごいデスクが発明されてますよ。

「BendDesk」と名付けられたそのタッチパネルスクリーンデスクは、水平面のデスクトップスクリーンと垂直面のスクリーンのつなぎ目がカーブスクリーンになってシームレスに画像をコントロールできる、ちょこっと未来を先取りしていそうなデスクワークシステムなのです。

マルチタッチ仕様ですのでスクリーンにタッチすれば反応します。どうやら20点タッチにも対応しているようですね。複数人での作業も可能。

2009年に米国にてMalte Weissさん、Simon Voelkerさん、Jan Borchersさんによって論文提出されたアイディアが2012年にプロトタイプとして実現。

2つのプロジェクターと3つのカメラを組み合わせ、机の裏側からスクリーンに投射する仕組み。2つの大きなスクリーンがカーブ部でつながっているので、正面のスクリーンから卓上に画像を移動させるのもスイスイ処理できそうです。

文字通りシームレスな外観と実用感。プロトタイプながらゲームが出来たり画像整理が出来たりと感動。水平・垂直の2枚スクリーンをカーブで繋ぐこの発想のデスクが、家庭のコンピューターのあり方・使い方に新しい風を吹かせるような、なんとなく元気が出そうな発明ではないでしょうか…。

商品化になるのかどうか、見守りたいと思います。

BendDesk

[via GADGETOSE]

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