たまに水をやり忘れてしまったり、枯らしてしまったり……。
面倒な水やりや手入れする手間がほとんどかからない、BOTTLEならどうでしょうか?
インテリアデザイナーの大工真司さんと造園家の井本由之さんによるBOTANIST。試薬びんというプロダクト的にも魅力のあるものと植物を組み合わせて、植物との関係を新しいものにしてくれる気がします。
実験用の試薬びんの中に植物を閉じ込めて鑑賞するBOTTLEは、びんの中で水や空気がうまく循環されています。びんの中の水は蒸発し、ガラスの内面で結露し水滴になりまたびんの中に注がれます。その水と二酸化炭素と光で植物は光合成をして酸素を排出します。またその酸素で呼吸をして二酸化炭素を排出します。理科の授業で習ったような植物と水、酸素や二酸化炭素との循環がびんの中で行われているわけです。
室内の光と人が快適に過ごせる暖かさがあれば日常的に手入れをすることなく、育ちつづけます。
この試薬びんは実験用のためガラスの透明度が非常に高く、中の植物の色の変化などもよく観察できます。植物は瓶の中なので、虫がつくこともないので、食卓でもキッチン周りに置いても衛生的です。
びんにいれる植物は様々な実験から、高い湿度があればゆっくり時間をかけて成長するような水草にたどり着いたそうです。
BOTTLEのサイズは、手のひらサイズの120mlから最大で30Lまで大小様々あります。びんのサイズで選ぶのもいいし、中の植物で選ぶのもいいかもしれません。
育てる手間はあまりないけれど、植物だけに取扱店の店頭でしっかり見て聞いて購入してみてください。
関東では、DECOdeBONAIR、Mid-Century MODERN、PHARMACY e.m.で、関西ではイデーショップ ヴァリエテ(梅田)、Nonius、structで取り扱われています。