昨今では、当たり前に全てのモノが大量生産され、その恩恵を多大に受けて生活が成り立っていることが否定出来ません。
そのことについて、ふと疑問に思うことがあっても、個人の力ではどうにも出来ないのではないかと思ってしまいますよね。
しかし。
ロンドンには居るんです。
たった一人で、世界中からのオーダーを受けている人が。
それが、2011年にDaniel Harrisさんによって立ち上げられた“London Cloth Company”。
東ロンドンのハックニーに一人で工場を作るため、1940〜50年代の機械を買いそろえ、伝統的な生地作り研究の日々が始まりました。工場内は品質管理のために6度に保たれているほどの徹底ぶりです。
品質の良さから、たちまち評判が世界中に広まり、ラルフローレン等の大手からも注文が入るほどにまで成長しました。生地はほとんどがロンドンのウール(一部オーストラリアとニュージーランド産)を使用しています。
評判は大きくなったものの、モノ作りの徹底した姿勢を変えることなく続けている姿はとてもカッコいいですよね。
やはり、こうした姿勢がモノ作りの一番大事な部分であり、お客さんに伝わることの一つだと思います。
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