今回ご紹介するのはクラフトビールのなかでも、ちょっと変わり種のフルーツビール。「Newton」の青リンゴビールです。
フルーツビールとは、フルーツを麦汁(ビールができる前の液体)に漬け込んだり、果汁を加えて造るビールのこと。
「Newton」の青リンゴビールは、豊かな果実香を生み出すため、仕込みの段階で小麦と青リンゴ果汁を混ぜ、さらに雑味を消すために0℃で長期間にわたって熟成発酵させているそう。
120年以上の歴史を持つ、ベルギーのルフェーブル醸造所で造られる青リンゴビール。300年前、リンゴを見て、万有引力(物体が互いに引き合う力)の法則を発見したニュートンの功績を称え、醸造されました。リンゴを大きくあしらったラベルが印象的。
瓶の下のほうには、濃いリンゴエキスが沈殿しています。ふたを空ける前に、一度ゆっくり逆さにすると、濃度が均一に。炭酸が抜けないように、そーっとひっくり返します。
リンゴが描かれたふたもキュート。たくさん集めたくなるかわいさです。
実際に飲んでみると、想像以上にリンゴの味が濃いんです。でも、甘すぎず雑味のないスッキリとした味わいが、とっても飲みやすい。爽やかな口当たりが、仕事の疲れをすーっと消してくれました。また、ビール独特の苦みが少ないのも特徴です。
ふたを空けた瞬間にあふれでるりんごの甘い香りは、まさに魅惑の香り。今夜は、青リンゴビールの甘さに癒されてみてはいかがでしょう?
Newton [brasserie LEFEBVRE]