このちょっぴりアヴァンギャルドな陶芸作品、実はスピーカーなんです。
陶芸家の古賀崇洋さんによるこちらの作品。磁器素材が生み出す乾いた音が活かせないか、という試みから作られたものなのだとか。
一般的なスピーカーの外装は木や樹脂製が主流で、音域も広く安定した音ですが、磁器はガラスに近い高密度な硬い素材であるため、電子音やノイズ系など硬質な音の音楽鑑賞に向いています。
実は焼き物と音のかかわりは意外にも古く、お茶の世界で楽しまれる水琴窟、海の音が中から聞こえる壺、縁に水を付けて鳴らすグラスハープ、ウドゥ、ジャンベなどが存在します。
音と密接な関わりがあり、空洞特性を生かした焼き物を、インテリア兼スピーカーとして手に入れてみてはいかが?
8万円(税抜)で購入できるそうです。
古賀崇洋コメント
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