そのヴィンテージ感漂ういでたちに、「Print Van Paris」と書かれたこの車の正体は、“走る”シルクスクリーン屋さん!
車の中には、シルクスクリーンに使う道具や、Tシャツとトートバッグが詰め込まれていて、お客さんはその場で好きなデザインと色を選び、自分でシルクスクリーンプリントを体験できるんです。
毎週、異なる場所にワゴン車は出動。そして、イラストを担当するアーティストも様々な人たちが登場するそう。
筆者も大学生の頃、芸術部の友人がシルクスクリーンをはじめから制作するというので、興味本位で作らせてもらった経験があります。体験してみて、「ほ〜、こうやってできるのか!」と、その面白さが分かりました。
パリの街では、なかなかオープンな屋台そのものをあまり見かけない分、この「Print Van Paris」には注目してしまいます。
こちらは、その紹介動画です。
「Print Van Paris」の活動はfacebookでもチェックしてみてください。
フランス映画に出てくる昔ながらの「カフェ」ではなく、サードウェーブ的なコーヒーショップもオープンし始めているし、パリの街には今、新しい風がふきはじめているのかもしれませんね。
Print Van Paris[Journal du Design]