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古典的な美しさを11人の侍から振り返ろう

2014/10/08 12:00 投稿

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今から約150年前の日本人は、現在とはまったくちがう服装や髪型をしていました。時代もファッションも今とはかけ離れていましたが、実はドキドキしてしまいそうなイケメン侍が存在していたって知っていましたか?

現在の日本男性は、髪の色を変えたり眉毛をそってみたりとファッショナブルな方が多いですが、たまにはこうした古典的な美しさを振り返ってみてもいいかもしれません。

今日はそんな素敵な侍11人を厳選して紹介していきます!

横山常守(よこやまつねもり)

幕末の会津藩士、横山常守。パリ万国博覧会に使節団として派遣され、フランスだけではなくイギリス、プロシャ、オランダ、ロシアなどを歴訪。戊辰戦争で命を落としてしまう会津藩士のこの整った顔立ちと、優しそうなまなざしに虜になってしまった江戸女性は多かったのではないでしょうか。

渋沢平九郎

なんて素敵なサムライ…! 現在ならこのさわやかな顔立ちで曲でも出していそうなカリスマ性たっぷりの侍、渋沢平九郎。日本資本主義の父・渋沢栄一の見立て養子でしたが、敵に追い込まれて22歳の若さで切腹してこの世を去ってしまいました。

江川英敏(えがわひでとし)

わずか19歳で世を去った、江川英龍の長男、江川英敏(通称•太郎左衛門)。江戸時代末期の旗本であった彼の、力強いまなざしと端正な顔立ちが印象的です。

勝海舟

キリリと結ばれた口元に意思の強さを感じる江戸侍。徳川幕府の幕臣として江戸の幕引きに動いたが、歯に衣着せぬ性格もありだいぶ恨まれもしたそう。幕末を振り返った勝海舟の言葉、「オレは、(幕府)瓦解の際、日本国のことを思って徳川三百年の歴史も振り返らなかった」は重いです。

安藤要人

津山藩家老。江戸時代の日本人とは思えない鼻筋の通った高い鼻が印象的。右向き侍の写真は多いが彼の場合は左向き。

奥平昌遭

中津藩の藩主で、宇和島藩主・伊達宗城の四男。藩主らしからぬオシャレな空気をまとった現代的なイケメン侍。よく見ると手も美しい!

小笠原長行

生麦事件で幕府に無断でイギリスに賠償金を払ったり、最後まで大胆な行動が注目された幕府老中の小笠原長行。彫りの深い顔立ちが素敵です。

池田長発(いけだながおき)

かっかっこいい…。27歳で34名からなる遣欧使節団の正使となり、フランスとの厳しい交渉にあたった池田長発。まるで渋谷でブレイクダンスでもしていそうな雰囲気ですが、江戸っ子の侍です。ちなみに、池田長発率いる使節団といえば、この写真が有名。

幕末の侍とスフィンクス。フランスへ行く途中にエジプトを経由したということで、非常に貴重な写真です。この頃はスフィンクスがけっこう砂に埋まっている点にも注目!

大久保利通

この日本人離れした彫りの深さ! 切れ者政治家として明治維新を牽引した大久保の若かりし姿、イケメンの枠を超えたかっこよさを感じますね。

山岡鉄舟(やまおかてっしゅう)

剣豪として名が知れ、188cm・105kgというガッチリ体系だった江戸の幕臣。鋭いまなざしにドキドキしてしまいますが、この方も立派な江戸侍さんです。

織田信福(おだのぶよし)

こんな平成風なイケメンが江戸にいたとは…! 斬新な髪型と無精髭に、ざっくりと巻いた襟巻き。まるで美容師のようですが、実際は高知県の歯医者さん。彼が創業した歯科医院は「織田歯科医院」として今でも残っている。

さて、あなたの好みのタイプは見つかりましたでしょうか? たまにはこうして昔の日本男性を振り返ってみてもいいかもしれませんね!



[bakumatsu.org]

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