知り合いに仕事柄、数年に1回は必ず転勤をしている人たちがいます。
当人によると、新しい土地で慣れることの大変さ、住んでいた場所を離れる寂しさがあるだけでなく、毎回憂鬱になるのが、「引っ越し作業」だそう。特に、家具など大きなモノを梱包するとなると、とても苦労しますよね。
そこで、形も重さもスマートなシステムラック「The Zigzag Shelf」をご紹介します。
トルコ、インタンブール出身のデザイナーTahsin Emre Ekeがデザインした「The Zigzag Shelf」は、アコーディオンのように広げて、閉じて、使うラック。
畳んだ状態を見ても、それが棚になるとは想像できませんが、上に引っ張っていけば、あらあら不思議。使い易そうな棚が姿を現します。
そして、驚くのは組み立て時間の短さ。通常、自分で棚を組み立てるために、30分はかかりそうな気がしますが、「The Zigzag Shelf」の所要時間は20〜30秒! しかも、ドライバーも釘も一切必要ありません。
スムーズに引っ越し作業ができるだけでなく、家具の配置換えの時にも非常に便利。棚自体を使わないときには、シュシュっと小さくして閉まっておくこともできますね。
ちなみに、高さも調整できて、お部屋や使い易さにあわせることができます。ここまで自由自在なシステムラック、知りませんでした。
残念ながら、日本ではいまのところ発売していないようです…。
The Zigzag Shelf Opens from Flat for a Convenient Collapsible Furnishing[Trendhunter]