1970年代、写真家としてまだ駆け出しだったDaniel Sorineさんにとって、ニューヨークのストリートは収めたいイメージの宝庫でした。
とくにセントラル・パークは、数えきれないほどのパフォーマーが才能を惜しげもなく披露する、写真家にとって「パラダイス」のような場所だったんだとか。
1974年のある週末、Sorineさんは、静かにパントマイムを行う2人の若者に興味を惹かれたといいます。
個性や力強さがひときわ輝いていたという2人に、Pentaxを持って近づいていくと、写真を撮ってもよいと許可してくれたそう。
それが、これらの写真です。
ところで、この話には後日談が。
35年後、Sorineさんがこの時の写真とネガをスーツケースから出して眺めると、そこに写っていた人物に思い当たりました。
写真の、若く背の低い方の人物は、まだ誰も名前も知らぬ頃のロビン・ウィリアムズさんだったんです。
世界中が彼の死を悼むなか、ロビンさんについての数多くの思い出やエピソードが語られ、今回の話にも注目が集まったようです。
ロビンさん、R.I.P.
あなたが見せてくれた、たくさんの素敵な瞬間に、心からの感謝を送ります。
Photographer Photographs Two Mimes in 1974, Only Realizes 35 Years Later that One Was Robin Williams [PetaPixel]