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デリシャスな映画をみよう、そしてデリシャスなごはんを食べよう

2014/07/27 19:00 投稿

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食事ってなにを食べるかよりも、どこでだれと食べるかで美味しさが全然ちがいます。




今回で5回目となる「東京ごはん映画祭」。“食でつながる人と人を描いた映画”“ごはんが印象的な映画”を一堂に集め、“映画”と“ごはん”を愛する多くのひとびとの心と胃袋を満たし、映画を見るだけ、食事するだけよりもおいしくすてきな空間と時間を過ごしてもらうことが目的の映画祭です。

そして今回はスペインのバスク地方、世界有数の美食の街と言われているサン・セバスチャンで開催される国際映画祭「サン・セバスチャン映画祭」がオフィシャル・パートナーになりました!「東京ごはん映画祭」よりも先に開催されるこの「サン・セバスチャン映画祭」の食に関する部門キュリナリー・シネマ部門の最優秀作品は、「東京ごはん映画祭」でアジア最速プレミア上映されます。

そしてこの「東京ごはん映画祭」で公開予定の映画のラインナップはこちら。

「天使の分け前」(2013 年)
「エル・ブリの秘密 世界一予約のとれないレストラン」(2011 年)
「オリンダのリストランテ」(2008 年)
「めがね」(2007 年)
「ディナーラッシュ」(2001 年)
「花様年華」(2000 年)
「浮き雲」(1996 年)
「恋人たちの食卓」(1994 年)
「バベットの晩餐会」(1987 年)
「お茶漬けの味」(1952 年)

せっかくなのでこの中から3つの映画について少しだけご紹介します。

まずはトップの画像に使用した『バペットの晩餐会』。1987年に公開されたこの映画はアカデミー外国語映画賞をはじめ、いろんな映画賞を受賞しているデンマークの名作ヒューマン・ドラマ。舞台は19世紀後半の小さなデンマークの漁村。そこへ父と息子を亡くした女性バベットが引っ越してきます。やがてひょんなことから一万フランの大金を獲たバベットはそのお金を使って村人達のために晩餐会を開きます。見終わった後に絶妙な余韻を残す不朽の名作。




続いて実際にあったレストランを題材にしたドキュメンタリー映画『エル・ブリの秘密 世界一予約の取れないレストラン』1964年にスペインにて開業したレストラン「エル・ブリ」。営業は4月から10月までの半年のみで、45席にたいして200万件も予約が殺到し、もはや入店することすら運まかせ。もちろんミシュランで三ツ星獲得、世界ベスト1位のレストランに選ばれるなど名実ともに伝説のレストラン。50皿にもおよぶコース料理を出し、食事にかかる時間は5時間を超えるそう。もうレストランの説明だけでよだれが出そうですが、そんな伝説のレストランを追った傑作ドキュメンタリー映画です。




最後はフィンランドのアキ・カウリスマキ監督の『浮き雲』。レストランで働いていた夫婦が不況で仕事を失うもレストランを再建しようと不幸に負けずに頑張って生きていくおはなし。設定はとても不幸なのにハートウォーミングコメディに仕上げるアキ・カウリスマキ節がとてもすばらしいです。

その他も珠玉の作品ばかりなので、観たことある人、ない人どちらも楽しめるラインナップです。

ちなみに会場は以下の予定です。

開催期間:2014 年 10 月 10 日(金)~10 月 24 日(金)
会場:
10 月 10 日(金)→10 月 13 日(月)@表参道ヒルズ 本館 B3F スペース オー
10 月 11 日(土)→24 日(金)@シアター・イメージフォーラム
人気レストランでコース料理をいただきながら映画鑑賞(日時場所等の詳細は未定です)
主催:東京ごはん映画祭実行委員会

ポップコーンをほおばりながらハリウッドの超大作をみるのも楽しいですが、この映画祭は食がメインテーマです。美味しい食事を見ながら食べる至福の時間を経験できるとってもぜいたくなイベントです。

第5回 東京ごはん映画祭

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