最近、「おじさん」が気になってます。
隙があればすぐにダジャレを差し込んできたり、若者の意見をまったく聞かなかったり、謎のヘアースタイルをしてたりと、「おじさん」の生態はいまだ多くの謎に包まれています。
男にとって、自分が「おじさん」だと気づき始めるのは、枕が臭い、二日酔いが抜けない、お腹がたぷたぷ、などの兆候があるのですが、「若者のTシャツが似合わなくなってきた」というのもひとつの目安かもしれません。
そんな「おじさん」の哀愁をポジティブにとらえ、グラフィックデザイナー/イラストレーターの大西真平さんが立ち上げたブランドが「WISE MIDDLE」。
「中年向けのナイスでゆるい服」がテーマです。
今年のSSコレクションがこちら。
色、素材、グラフィックだけでなく、中年の体型でも似合うように「形」や「着丈」にもこだわってデザインされているそうです。
モデルには「ワイズなミドル」を歩んでいるクリエイティブ界のレジェンド達を起用。
今回参加しているのは、Bruce Ikeda(ブルース イケダ)さんと、飯田昭雄さん。お世辞にもモデル体型ではないけれど、その自然体な雰囲気がTシャツのデザインにピッタリです。二人ともかっこ良く着こなしています。
今後、アイテムだけでなく、どんな「おじさん」がモデルとして起用されるのかも楽しみなところ。公式サイトはこちらから。オンラインでも購入できますよ。
Tシャツの形やグラフィックも、若者のそれとくらべると「ちょっとゆる目」なのがおじさん流。歳を重ねたからこそにじみ出る、ちょっと肩の力が抜けた感じが、若者にはないかっこ良さなのかもしれませんね。
Photos by Shin Hamada