人間はどれほど自然環境を変えてしまったのか。
そのことを人々に思い起こさせるために、デンマークのアーキテクトKonrad Wójcikさんが考えたのは、自然に近いところで、大自然の治癒力に基づいた暮らし方をすること。
人口増加に伴って、緑地を切り開いては広い面積の街づくりをしてきた人間社会。木を切り倒して土地を開拓するのではなく、そこにある木を残しながら、木々に溶け込むようにして住まいを一体化させ、自然と共存しようというコンセプト「Primeval Symbiosis(Single Pole House)」。
そのためには、住居そのものを大きな一本の木と同じようなサイズに留めつつ、木々が太陽の光を浴びるようにソーラーシステムでエネルギーを作り出すという、エコ仕様の建築をデザインしています。
建築材料にもリユース可能な素材を選び、デザイン性もあってとても満足度の高いスペックの家になりますね。
まるでSF映画に出て来そうな雰囲気を持つこの住まい。自然との調和はうまく行くかもしれませんが、この住まいを作るために必要なエネルギーとこの住まいの寿命のバランスが取れていればいいんですけどね。
ただ、交通の便は悩みモノです。実現するとしても、社会のいろいろなことが変化しないと難しそうですね。
こういう別荘は欲しいけど。
Modern Eco-Friendly Homes Set Amongst the Trees[MY MODERN MET]
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