「この針で指をチクっとしたら、血が出てくるでしょ。それでこの機械が血糖値を教えてくれるんだよ。それからこのインスリンってのをここに入れて注射しないといけないんだ。」
大人の病気と思われがちな糖尿病ですが、実は子どもにも多いのはご存知でしたか?
そんな子どもたちが楽しみながら治療の習慣を身につけるために作られたのが、このクマのぬいぐるみ「ジェリー・ザ・ベアー」です。
子どもたちはクマのぬいぐるみジェリーに、栄養を考えて食べ物をあげます。10個の食べ物の絵の描いたカードにはそれぞれ炭水化物の値が書かれており、それに対応してどれだけのインスリンをジェリーに注射しないといけないかを学べます。
「小児糖尿病の影響は多くの場合大人になってから現れるため、それを子どもに説明するのはとても難しいもの。だから、子どもを怖がらせて治療の習慣を身につけさせるのではなく、楽しんで糖尿病について学んで欲しい」と、製作者のアーロンさんは語ります。
現在ジェリーは米国内のみの発送となっていますが、日本の子どもたちのためにも日本語版が発売されることを期待します。
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