もともとは絵画が専門だったジャネット・エシェルマンさん。インド留学中、展示用に作成していた絵画が紛失し、新たに製作するにも時間がない状態の中で、滞在していた漁村の”ある物” にインスピレーションを受たようです。
それは、なんと漁師の網!
いままで使用したことのない素材を、ジャネットさんの内なる情熱で大きな作品に仕立てあげてしまいました。
その後は、流動的に動きながらも耐久性のある作品を仕上げるべく研究を重ね、今では巨大なオブジェを作る芸術家の一人として精力的に活動を続けています。
夜空に浮かぶ幻想的なオブジェ。
明るいところで見ると、建物や人との比較でいかに大きいかが分かります。
ジャネット・エシェルマンさんが手掛ける、風にゆれる巨大作品の数々。それがまさか窮地に立たされて漁師とともに製作されたとは、芸術って不思議ですね。
Portfolio[Janet Echelman]
ジャネット・エシェルマン「想像力を真剣に捉えよう」[TED]
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