ホゾとホゾ穴による木組みは、7000年の中国の建築技術の中に見られ、日本でも建築にとどまらず、木工立体パズル(Burr Puzzle)などで目にすることがあります。




そんな木組みの技術をワイヤー固定に生かした「Burr Puzzle High Stool」は、ホゾ穴を組み合わせて作られた不思議な頑丈さを持つスツール。




中国のデザイナーYou-de ChenさんとChin-hua Linさんの作品で、曲げた太いワイヤーを組み合わせて座面を作り、まっすぐの部分を脚として束ね、ホゾ穴技術で固定して強度を保っているという計算されたデザインです。



残念ながら発売されているわけではないそうですが、ワイヤーがただ絡み合っているだけのようなこのモダンなデザインは、ちょっと未来を感じる素敵なコンセプトですね。

burr puzzle high stool assembled with mortise connections

[designboom]

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