Text and Photographed by 山中将司 BUSINESS INSIDER JAPANより転載。
「そろそろ歯磨き粉がなくなるから買わなきゃ」
そう思っていても、ついつい忘れてしまう。
歯磨き粉がいらない歯ブラシに変えてから、そんなストレスがなくなった。
国際デザイン賞を多数受賞した歯ブラシ
MISOKA「基本の歯ブラシ」 1,100円(税込)MISOKA(ミソカ)は日本製の歯ブラシで、歯磨き粉を使わずに水だけで、歯のツルツル感・スッキリ感を長く保つことができるアイテムだ。
グッドデザイン賞やドイツのレッド・ドット・デザイン賞などを受賞するなど、国内外で高く評価されている。
私は2019年に世界最大のデザイン見本市であるイタリアのミラノデザインウィークに行った際、本製品のブースで世界中のバイヤーがその場で歯磨きをしている光景を見て以来、ずっと気になっていた。
とはいえ、普段歯ブラシは100円程度のできるだけ安いものを購入してきたので、1,100円の歯ブラシを購入することへの抵抗が大きかった。
だが、実際にMISOKAを使用した結果、私の歯ブラシに関する考え方は180度変わった。
外見は持ちやすい普通の歯ブラシ
一見するとドラッグストアに売っている歯ブラシと変わらない見た目だが、最大の特徴は毛先にある。
MISOKAの毛先には「ナノシオンドリーム」と呼ばれる最新の加工技術が使われている。
この技術は、ナノサイズ(10億分の1)の細かなマグネシウム、カルシウム、ナトリウムなどを歯ブラシの毛にコーティングする技術だそうだ。
ネーミングから少し胡散臭さがあるが、大阪大学の研究によると、MISOKAは水だけで歯垢沈着抑制、再石灰化促進の効果があることが実証されているという。
MISOKA公式ホームページ(https://global.misoka.jp/pages/howto)より引用
つまり、今までの歯ブラシは歯の汚れを落とす道具だったが、MISOKAは歯を汚れから守る道具ということだ。
MISOKA (山吹色) 歯ブラシ 水で磨ける歯ブラシ ミネラルでできているから歯磨き粉不要 ナノテク 1,100円 Amazonで見るPR
!function(t,e){if(!t.getElementById(e)){var n=t.createElement("script");n.id=e,n.src="https://araklet.mediagene.co.jp/resource/araklet.js",t.head.appendChild(n)}}(document,"loadAraklet")
麻婆豆腐を食べてもツルツル感が残る
普通の歯ブラシとの違いが分かるのはブラッシング後、歯を舌で触ったときだ。ザラザラしていた歯の表面がツルツルになっている!
しっかり磨けている場所は想像以上にツルツルで、逆に磨き残しの部分はザラザラしている。そのため、磨き残しがあればすぐに気づくし、ブラッシングのクセが可視化された。この歯ブラシを使ううちに歯磨きが上手になっていく気がする。
もちろん厳密には、どの程度歯の汚れを防いでくれているのかはよく分からない。
だが、ブラッシング後に麻婆豆腐を食べてみたところ、ツルツル感が残っているように感じられた。使用を続けていくうちに汚れがつきにくい歯になっていくということなのだろう。
ゆすぎは必須
使い方としては、使用前にブラシ部分に十分水分を含ませる必要がある。
公式の使用方法動画によると、ブラシを流水にさらすか、コップの水にブラシ部分をたっぷり浸せば準備完了。
ブラッシング後には水で口をゆすぐことが推奨されている。
トラベル用もある
TRAVEL TOOTHBRUSH MISOKA FOR TO&FRO 1,650円(税込)歯磨き粉を使用しないため、トラベルグッズや防災グッズとしても優秀だ。
「軽量・コンパクト」をコンセプトに掲げたトラベルギアブランド“TO&FRO”とコラボレーションしたアイテムは、粒ガムのパッケージよりも小さなサイズで持ち運びが簡単だ。
MISOKAの機能性は十分気に入ったのだが、やはり値段は少し高いかもしれない。MISOKAのネーミングの由来は「晦日」という日本古来の呼び方で30日という意味だそうだ。つまり、1カ月程度で新しいモノに交換しなければならない。
しかし、歯の健康をキープでき、歯磨き粉を買う必要もなくなると考えればアリな商品だと思う。
MISOKA (山吹色) 歯ブラシ 水で磨ける歯ブラシ ミネラルでできているから歯磨き粉不要 ナノテク 1,100円 Amazonで見るPR
!function(t,e){if(!t.getElementById(e)){var n=t.createElement("script");n.id=e,n.src="https://araklet.mediagene.co.jp/resource/araklet.js",t.head.appendChild(n)}}(document,"loadAraklet")
PR
!function(t,e){if(!t.getElementById(e)){var n=t.createElement("script");n.id=e,n.src="https://araklet.mediagene.co.jp/resource/araklet.js",t.head.appendChild(n)}}(document,"loadAraklet")
歯ブラシケース、実は“タオル地”が正解だった! 湿気がこもりやすい問題を解決してくれたよ
山崎実業の「歯ブラシ収納の正解」を使ってみたら、気になっていた問題が一気に解決したんだ