Text and Photographed by シラクマ Business Insider Japanより転載。

毎年この時期になると、滞っていた確定申告の作業で慌ただしい日々を過ごしている。

ただ今年はあるアイテムのおかげで、ゆとりを持って確定申告と向き合えている。

正解は、スマホカメラをスキャナーに変えるコレだった

toto「レシートスキャンボード」 2,960円(税込)

昨年の確定申告を終えてから、翌年のためにとすぐに購入したのが、totoの「レシートスキャンボード」。

レシートや領収書といった紙の書類をデータ化するのに欠かせないアイテムで、この1年間ほぼ毎日のように使っている。

本体は、光の反射を抑える低反射シートと背景となるバインディングボードの組み合わせでできている。

サイズは幅約23.5センチ×高さ32.5センチ。A4サイズまで対応しているため、レシート以外にも仕事の書類をはじめとしたさまざまなデータ管理に使えるのがポイントだ。

スキャンの方法は、低反射シートとボードの間にデータ化したい書類を挟み込み、カメラで撮影するだけ。極めてシンプルだ。

たったこれだけで、スマホのカメラをスキャナー代わりに使うことができるのだ。

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同じカメラでもその差は歴然

実際にスマホのカメラで撮影したものを比べると、その差は歴然。

そのままレシートを撮影(写真左)/ レシートスキャンボードを使用してレシートを撮影(写真右)

光の反射を抑えて余分な陰影を消してくれるだけでなく、低反射シートとボードで挟むことによって、レシートの丸まりやシワも気にならなくなっている。

照明の位置や色味などに左右されないため、常に一定のクオリティーでスキャンできるのも魅力の一つだ。

レシートが貼り付くから、どこでもスキャン可能

低反射シートはしっとりとした質感で、めくりやすいのはもちろんのこと、静電気でレシートがぴったりくっつく仕様になっている。

そのため、片手で持ってもレシートが滑り落ちることがなく、どこでも手軽にレシートのスキャンができるのだ。

これには、スキャンのたびにデスクの上を都度片付けたり、そもそもスキャンする場所を探さなくていいという利点がある。

ただ、私はデスクの上に置いて使うことの方が多く、逆に低反射シートとボードの間に埃や小さなゴミが挟まった際、静電気によって取りづらくなることが多々あった。人によっては気になるポイントになるかもしれない。

面倒なデータ管理の心強い味方

1年間使った中で感じた最大のメリットは、撮り慣れているスマホを使えるため、レシートスキャン自体のハードルが下がること。

実際、これまで面倒に感じていた「その日のレシートをその日のうちに記録する」という作業も、ある程度習慣化できるようになってきている。

低反射シートが少しくたびれてきているため、別売りの替えシートを購入して、今年も1年「心強い味方」として使ってきたいと思う。

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コクヨの新作アイテムで、ごちゃっとしがちな書類整理にサヨナラできそう

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