推しといっても人に限りません。食べ物や生き物、乗り物などジャンルは多岐にわたります。
この記事では「エンタメ」を愛する5名の編集部員に自身の「推し」について語ってもらうことにしました。
今回は、ゲーマー編集部員編。
個人的GAME OF THE YEAR 2023「ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON」
ティアキン・バイオRE:4・ファイナルファンタジーXVI・スト6と、国内タイトルだけでも大豊作となった2023年。ここに海外勢も含めれば近年まれに見るレベルのゲームイヤーだったと言えます。
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そんな2023年、筆者もゲーマーのはしくれとしてたくさんのタイトルをプレイしてきましたが、BESTを選ぶとするなら迷わず「ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON」を挙げます。
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今作は「アーマード・コア(AC)シリーズ」の10年ぶりとなる最新作。頭・腕・胴(コア)・脚・武器などに分かれたパーツ群をプレイヤーが自由にカスタマイズして戦う3Dメカアクションゲーム。開発はソウルシリーズで知られるフロム・ソフトウェアです。
「複雑な操作性」に話題が集まることも多かったACシリーズですが、今作はその部分をシンプルかつ直感的なものにブラッシュアップ。そこに同社が培ってきた死闘感を演出する「スタッガーシステム」なども追加され、シリーズ初心者から上級者まで存分にアクションを楽しめる作品となりました。
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ルビコンという架空の惑星を舞台にした骨太なSFストーリーと、個性的でありながら顔を見せることのないキャラクターたちとの関係性などなど戦闘以外の部分も大変魅力的で、男女問わず新たなファンを数多く獲得した文句なしの傑作だと思います。
筆者とACシリーズとの付き合いは小学生のころに貯めたお小遣いで買った「アーマード・コア3」まで遡るのですが、長くなるので割愛。オンライン対戦をベースとした「V」にハマって大学を留年しかけたのも今となってはいい思い出です。
「なんかSNSで盛り上がってんな~」と対岸から眺めていただけの人がいるなら、目の前のルビコン川を思い切って渡ってみるのを心からオススメしますよ……!
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期待の2024年新作タイトル!
2月は「風来のシレン6 とぐろ島探検録」 不思議のダンジョン 風来のシレン6 とぐろ島探検録 -Switch 5,709 Amazonで見る 5,727 楽天で見る !function(t,e){if(!t.getElementById(e)){var n=t.createElement("script");n.id=e,n.src="https://araklet.mediagene.co.jp/resource/araklet.js",t.body.appendChild(n)}}(document,"loadAraklet")
もう明日発売ですよ「風来のシレン6」!こちらも永らく新作を待ち望まれた大人気RPGタイトルで、64やDSなどで過去作のいずれかをプレイしていた人も多いのではないでしょうか。
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挑むたびに構造が変わっていくダンジョンを拾った武器やアイテムを活用しながら攻略していく、というのがメインのゲームシステムですが、もし途中で力尽きてしまった場合は、上げたレベルや拾ったアイテムをまとめて失ってしまうスリルも醍醐味のひとつ……。
何度も失敗しながらプレイヤー自身の経験と知識を深めていき、ダンジョンをじわじわと降りていく楽しさは中毒性アリ。電源を落とした直後に「次はいけるかも……」と、再びコントローラーを手にとってしまった経験は数え切れません。
今作はオンラインに接続している他のプレイヤーに救助を依頼できる「風来救助」もあるようで、初プレイの人をサポートするような進化を遂げている印象。筆者、2月の連休は「シレン6」に全ツッパ予定です!
3月は「ドラゴンズドグマ2」 【PS5】ドラゴンズドグマ2 8,091 Amazonで見る 8,400 楽天で見る !function(t,e){if(!t.getElementById(e)){var n=t.createElement("script");n.id=e,n.src="https://araklet.mediagene.co.jp/resource/araklet.js",t.body.appendChild(n)}}(document,"loadAraklet")
2月にシレンを遊び倒したあとには、傑作オープンワールドアクションRPG「ドラゴンズドグマ2」が待っています。
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心臓を奪った竜を倒すため「覚者」と呼ばれる存在になり広大なファンタジー世界を自由に冒険できる本作は、国内外に多くのファンがいる人気シリーズの最新作。筆者は過去作の「ダークアリズン」や「ドラゴンズドグマオンライン」をみっちりプレイしてきました。
このゲームの大きな特徴として、プレイヤーの冒険に同行する「ポーン(AI制御のキャラクター)」が挙げられます。今となってはAIが人間をサポートするのも当たり前になりましたが、2012年に発売された一作目ではこれが革新的で。
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ただ同行するだけでなく、プレイヤーの指示を覚えることで少しずつ自主的になっていき、敵を見つけた瞬間に防御魔法をかけてくれたり、敵を挑発して注意を引いてくれるようになったりと、遊びながらAIの成長を実感できるのがスゴかった……。
「アクションは苦手だけど、オンラインで知らない人に助けてもらうのもハードルが高い……。」なんて人は、ぜひ一度「ドラゴンズドグマ」を遊んでみてほしいです。
今作はワールドの広さとグラフィックの美しさにも一層の磨きがかかり、トレーラーや実機プレイを見るだけでもワクワクが止まりません……!
最近ハマったタイトル
最近ハマったというか、忘れられないような体験をさせてくれた海外タイトルがあります。それが「Hellblade: Senua’s Sacrifice」。
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ストーリーだけなら「ケルトの女戦士セヌアとなり、亡くなった恋人の魂を救うために冥界ヘルヘイムへと挑む」といった王道RPGに見えるのですが、ゲームの開始前に「このゲームには精神病の描写が含まれており、一部の類似した経験をした方が不快に思われる可能性があります」といった注意書きが表示されます。
じつは主人公セヌアには重度の精神疾患を患っている、という設定があり、それを起因とする幻聴や幻覚をプレイヤーは追体験していくことになります。
STEAMの販売ページに書かれた概要文にも、
『ヘブンリーソード』、『Enslaved: Odyssey to the West』、『ディーエムシー デビルメイクライ』の製作者が贈る、狂気と神話に彩られた戦士の物語。
ヴァイキングの時代を舞台に、死んだ恋人の霊を救うため、絶望に苛まれるケルト人の女戦士がヴァイキングの冥府ヘルに向かう幻のクエストに挑む。
神経科学者、そして精神疾患を実際に経験している人と協力して製作された『Hellblade: Senua’s Sacrifice』はプレイヤーをセヌアの精神の奥深くまで引き込む。
と記されています。
北欧の広大な自然を再現したマップを歩いていたら急に世界が暗転し、イヤホンから誰かの囁き声が聞こえてくる。これがゲーム内の世界で起きている現象なのか、セヌアの精神状態を表すものなのかは明確にされない。
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幻想的な神話の世界を旅すると同時に、主人公の精神世界にも深く潜り込んでいくゲーム体験は今までに味わったことのないもので、クリア後にはすこし呆然としてしまいました。
間違いなくプレイする人を選ぶし、創作物にメンタルを引っ張られやすい人にはオススメできない。それでもナニか心に引っかかるものを感じたなら、情報をチェックしてみて欲しい。そんなタイトルでした。
ちなみに続編の発売が5月に予定されており、それを記念しての90%OFFセールがSTEAMにて開催中です。