Photographed by Tomoko Kanda、Kanetsu
「ペン先がもたつく感じがちょっと苦手」「紙に書くような感覚でもっとスラスラ書ければいいのに」。
そんなApple Pencilに関するお悩みが、ペン先の交換で解消されるかもしれません。今回はmachi-yaでプロジェクトを実施中のApple Pencil専用ペン先「pencil tips pro」を試してみました。
大好評の前回モデルがさらにバージョンアップ
こちらがApple Pencil専用ペン先「pencil tips pro」。
以前、machi-yaでも好評を博した「pencil tips」を、耐久性や書き心地の観点から再設計したものです。
Apple Pencilの純正のチップと比較してみると、大きさはほぼ同じですが、替芯を挿入するためのシルバーのパーツが先端についています。
付属品は、シリコン素材の汎用チップ(中央)とペン先に挿入する2種類の替芯(右)。
前回モデルでは1種類だった替芯が、書き心地の異なる2種類にバージョンアップしました。「しっかりタイプ」(ブラック)と「すらすらタイプ」(グレー)がセットになっています。芯の寿命は1本につき約1ヶ月。従来品に比較すると、2〜3倍の耐久性です。
ひとつのバーに18本の芯が付属。初回パッケージだけでも1年以上は余裕で使えるでしょう。
抜群の安定感でストレスフリーな書き心地
上の動画は、Apple Pencilに「pencil tips pro」のペン先と替芯を取り付けているところ。ペン先の装着から芯の挿入までの動作がスムーズにできました。
それでは早速、「pencil tips pro」を使って筆記に挑戦します。
線を引いた瞬間、安定感のある書き心地にかなり驚きました。芯と画面の間にほどよい摩擦が生じるため、ペン先が滑って先走るような感じもありません。
筆記時の「カチカチ」という音もなく、まさにシャープペンを使うような感覚で筆記できます。
替芯の素材はシリコン。前回モデルよりも太く、硬くなったことが、安定した書き心地の秘密のようです。
シーンに応じて替芯を交換
芯を交換することで、2種類の書き心地を楽しめる「pencil tips pro」。
「しっかりタイプ」の芯はグリップ感が強く、ペン先が画面にほどよく吸い付くような印象です。安定感が高いため、小さな文字や細かいイラストの線を引く場面で活躍しそうだと思いました。
一方、「すらすらタイプ」は、滑らかな書き心地。「しっかりタイプ」に比べ、かなり軽い書き味ではありますが、画面の上を空回るようなことはありません。書き流しや塗りつぶしをするのに最適です。
芯の交換はとても簡単。先端をつまんで引き抜き、替わりの芯を挿入するだけです。これならシーンや気分に応じて、気軽に付け替えられそうです。
ペン先のカラーは、ホワイトとクリアの2色展開。ホワイトは正規品のチップに近い外見なので、Apple Pencil全体の統一感を優先したい方にオススメです。
書き心地はほぼホワイトと変わりませんが、クリアのペン先を装着することで、よりペンの軸を意識して筆記できます。
繊細な筆記を求める方には、「クリアカラーのペン先」と「しっかりタイプの替芯」の組み合わせがベストかもしれません。
「pencil tips pro」を使えば、お手持ちのApple Pencilがシャープペンのような書き心地に。
現在の筆記にストレスを感じているという方は、ぜひ「pencil tips pro」で今までにない感動を味わってみて下さい。一度体験したら、もう元のペン先には戻れないかも…。
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