※こちらは「かいサポ(お買いものサポーターチーム)」が編集・執筆した記事です。

Photographed by AikoShibata

国内有数の皮革産地、兵庫県たつの市からお届けするデッドストック革にスポットを当てるプロジェクト第5弾がmachi-yaに登場しました。

今回のアイテムは「革袋2ーKawa Fukuroー」。以前登場した「革袋ーKawa Fukuroー」をさらに使いやすくした本革バッグです。ここでは、開発ストーリーやデザインなど、プロジェクトについて詳しく見ていきましょう。

タンナーのもとに眠るデッドストック革解消を目指して

デッドストック革とは、革を作る過程で発生したメーカーが販売できない在庫のこと。

厚みや色味の調整のために作られたサンプルや、キズやシミを理由に返品された革などは、売り物と同等の品質でありながら世に出せない在庫となってしまいます。また、廃棄もできないためにタンナーのもとに永遠と残されていました。

これに目をつけたのが、たつの市で実際に皮革産業に携わる本プロジェクト発案者さん。「デッドストック革を愛着の湧くものへ」をテーマに、増え続けるデッドストック革に新しい息吹を与えて世に送りだしてきました。

さらに持ちやすくなった「革袋2ーKawa Fukuroー」

今回登場したのはプロジェクト5弾目のアイテム「革袋2ーKawa Fukuroー」。以前の「革袋ーKawa Fukuroー」は持ち手と本体が一体になっていましたが、今回は持ち手が独立しました。それによって、より持ちやすく気軽に使えるようになりました。

バッグを平らな面に置いた際には持ち手が自立するようになっているなど、シンプルなデザインでありながら気の利いた工夫が施されています。

サイズは縦26cm、幅24cm、マチが11cm。コンパクトながらもマチがたっぷりあるので、お出かけに必要なものは十分入れられそうです。

革の中でも比較的軽量な衣料用の革を使用し、さらに裏地を必要としない特殊加工を施すことで、本革でありながらかなり軽量に仕上がっています。個体差はあるもの画像のサンプルは142g程度、身近なもので例えるなら文庫本1冊くらいの重さです。

これだけ軽量であれば、サブバックとしてバッグに忍ばせておいても負担にはなりません。柔らかい革なので、使わないときは写真のように小さく折り畳むこともできて持ち運びにピッタリです。

革の個性を楽しめる

デッドストック革の解消が目的のプロジェクトということで、シワやキズがある革もあえて使用している点も特長です。シワやキズと言っても、これは革になる前の、動物たちがまだ生きていた頃のもの。生きてきた証拠だと思うと愛着が湧いてきます。

「カラー指定なし」のプランもこのプロジェクトならではのユニークな楽しみ方です。偶然なのか、運命なのか、あえて選ばずに身を委ねてみると新しい発見がありそうです。さらに詳しい情報はプロジェクトページでご確認ください。下記のリンクからアクセスいただけます。

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