料理家の松本日奈さんが、キッチンにまつわるあれこれをつづる連載「キッチンにひと工夫」。

今回は、バターナッツかぼちゃを使ったひと品をご紹介します。

ねっとり、クリーミー。ひょうたん型でかわいい

「バターナッツかぼちゃ」ってご存じですか? 最近は野菜コーナーや旅先の直売所などでも見かけるようになりました。

ひょうたんのようなかわいらしいフォルムが気になるものの、「どうやって食べたらいいかわからない」と思っている方が多いかもしれません。

その名前の通り、加熱するとバターのようにねっとりとクリーミーな食感になって、とっても美味しいんですよ。

今回は、寒い季節にぴったりの「グラタン」にしてみました。

バターナッツかぼちゃのグラタン

かわいいフォルムをそのまま生かして、中身はくり抜き、皮は食べられる“器”にしました。

レンジでやわらかく加熱して、トースターで焼き色をつければ完成です。

<材料>
・バターナッツかぼちゃ…1個
・玉ねぎ…1/4個
・ハムまたはベーコン…2枚ほど
・小麦粉…大さじ2
・コンソメ…小さじ1
・牛乳または豆乳…100cc
・ピザ用チーズ…適量
・こしょう…適量

<つくり方>

1. バターナッツかぼちゃはタテ半分に切り、種とわたを取り出す。

2. 1を耐熱容器にのせてラップをし、600wのレンジで6分加熱する。粗熱がとれたら、かぼちゃに1〜1.5センチほどのくぼみをつくるように中身をスプーンでくり抜き、粗みじん切りにしておく。

3. 粗みじん切りにした玉ねぎとハムをボウルに入れ、ラップをしてレンジで2分加熱する。

4. 小麦粉、コンソメ、2のかぼちゃ、牛乳を加え、こしょうを振る。600Wのレンジで2分加熱し、混ぜてとろみをつける。

5. かぼちゃの器(2でくり抜いて残ったほう)に4をこんもりとのせ、ピザ用チーズをかけて、トースターで表面に焼き色がつくまで15分ほど焼く。そのままスプーンで食べても、皮ごと切り分けて食べても。

<ポイント>

バターナッツかぼちゃは皮が薄いので、中身をくり抜くときは手でおさえながらスプーンでそっと削ってください。グラタンのタネがのればいいので、ある程度のくぼみができればOKです。

トースターによっては表面に焼き色がつきやすいので、焦げつきそうな場合は上にアルミホイルをかぶせて加熱してくださいね。

バターナッツかぼちゃは、一般的なかぼちゃと比べると皮が薄くてピーラーで簡単にむけるほど。

水分が多いので、カットした断面はみずみずしくて、スライスして生で食べられるのも特徴です。たくさん手に入ったら、ぜひサラダも試してみてください。

寒い日に食べたい、あったかホクホク料理。ポテトベーコンのカレークリーム焼き

鍋もオーブンもホワイトソースも使いません。グラタンはもっと簡単にヘルシーにつくれるよ

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