Photographed by にしやまあやか
machi-yaに登場中の「Paperang F2S」は、インクも電源も不要なモバイルプリンター。レシートと同じ感熱紙タイプで、モノクロ印刷であればスマホからでもPCからでも、いつでもどこでも印刷可能です。
こんなにコンパクトなプリンターに印刷のクオリティは期待できないだろう…なんて思っていたら大間違いでした。ここでは、サンプルをお借りしていろいろプリントしてみた感想をレビューしたいと思います。初期設定も簡単ですぐに使いこなせるようになりましたよ。
雰囲気のあるモノクロ写真が印刷できた
「Paperang F2S」を使ってまず試してみたのが写真の印刷です。あらかじめセットされていたA4ロールタイプの用紙を使って、写真をいくつか印刷してみましたが、これがなんだかとっても良い雰囲気だったんです。
予想していた以上に色のグラデーションを捉えてくれており、猫の毛並みまでちゃんと再現されています。それもそのはず、モバイルプリンターでありながら300dpiの高解像度を誇ります。
表面がツヤっとした感熱紙の風合いと、切りっぱなしのラフさがまた良い感じ。ロール紙をちぎらずに連続印刷するのも面白い作品ができそうでした。
アプリ1つですぐ印刷できた
ちなみに、印刷までの手順もとってもシンプルでした。
まずはスマホに「Paperang」のアプリをインストールし、Bluetoothでプリンターと接続するだけ。あとはアプリから印刷したい写真やファイルを選択し、プリンターのマークを押すだけ。
外箱に記載のQRコードから日本語版の取り扱い説明書を見られます。外国製のアイテムということで、もっと操作に手間取るかと思っていましたが、とても丁寧に手順が書かれているので、迷うことなく印刷をかけられました。
10ポイントの小さな文字も問題なし
ビジネスで使いたいドキュメント印刷も試してみました。今度はドライバーのインストールをし、USBで繋いだPCから印刷です。こちらの手順も、ドライバーをインストールするサイトに細かく記載があり、頼りになりました。
今回は用紙も変更し、折りたたみ式のA4用紙を使用。後ろ側から差し込むだけで、あとはプリンターにお任せするだけです。ロール紙のように巻き込みグセがついていないので、印刷後の取り扱いがしやすい印象でした。
300ポイントから10ポイントまで「あ」の文字を並べてプリントアウトしてみましたが、小さな文字もこの通りくっきりと印刷できていました。このクオリティなら会議資料の印刷にモバイルプリンターを使っても問題なさそうです。
いくらデジタル化が進んでも、紙が重宝されるシーンはまだまだたくさん。スマホやPCを持ち運ぶような感覚で「Paperang F2S」を携帯してみてはいかがでしょう。アイテム詳細はプロジェクトページでご確認ください。
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