Photographed by Lorablu
日没直後の魔法のひととき“ブルーアワー”を閉じ込めた名刺入れがmachi-yaに登場しました。海と空のグラデーションが美しい「Orizzonte #02 名刺入れ」は、なんと魚の皮をアップサイクルしてつくられています。
このサステナブルなレザーアイテムは、日本の職人技が詰め込まれた逸品。イタリアのデザインアワードも受賞した実力を持つ薄型名刺入れの特長をまとめてご紹介していきます。
心の凪をポケットに
一般的なレザーアイテムとは一線を画すデザインの「Orizzonte #02 名刺入れ」。2タイプあるうちブルーアワーをイメージしたものが、その名も「L’ora blu(ブルーアワー)」です。海面の波のように見えるのは、フィッシュレザーの鱗模様です。職人の手染めによるブルーのグラデーションからは、誰もが一度は見たことのある日没直後の海景を想起。「L’ora blu」を持ち歩けば、いつも穏やかな気分でビジネスに臨めそうです。
一方、夜の海を描いたのが、濃い目のグラデーションが素敵な「Il notturno(夜景画)」です。目を凝らしてみると、ほんのり明るい水平線が見えるアート作品のようなデザインは、フォーマルな場でも浮くことなく使えそうです。
フィッシュレザーは出世魚のブリ由来
美しさだけじゃなく実用性も備えた「Orizzonte #02 名刺入れ」。薄くてスタイリッシュに使えるのに、名刺が20枚も入ります。また、ユニークなコンセプトに加え、素材のフィッシュレザーはブリからのもの。出世魚を採用して弦を担いだとのことで、名刺交換の相手との話のネタには事欠かないんじゃないでしょうか。
鞄の街、豊岡の職人技を投入
フィッシュレザーは製造にとても手間がかかるとのこと。またグラデーションレザーに関しても、時間をかけて手染めしていて、小さな名刺入れを仕上げるのにも職人の魂が注ぎ込まれています。
縫製は鞄の街として知られる兵庫県の豊岡の職人集団が担当。“風琴マチ”(外側折りのマチなので取り出すときに名刺が引っ掛からない)の伝統技法を取り入れ、名刺入れの使用感向上に一役買っています。
名刺入れ内側に用いられている姫路レザーの“ネン引き”(ふちから数ミリのところに線を引き耐久性を高める)といった、細かな処理にも少しも手抜きがなく、このクオリティはもはや工芸品とも呼ぶべきレベルなんじゃないでしょうか。
とても貴重なレザーアイテム「Orizzonte #02 名刺入れ」を、この機会に手に入れてみてはいかがでしょう。本記事ではお伝えしきれなかったプロダクトの魅力がまだまだあります。ブルーアワーがテーマの名刺入れが気になる方は、以下のWebページをチェックしてみてください。
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