Text and Photographed by saori
ライフハッカー・ジャパンより転載:
健康習慣として知られる、白湯。身体の内部から温めることで、健康・美容効果が期待できると言われています。
筆者も毎朝白湯を飲んでいますが、電気ケトルを使わず鉄瓶でお湯を沸かすようにしてみたところ、想像以上に良いことづくめ! 一度使い出すと手放せないアイテムになりました。
コンパクトサイズの南部鉄器の鉄瓶(IH対応)を発見!
鉄瓶には以前から憧れがあったものの、ガスでしか使えないイメージがあり、IHキッチンの我が家では無理か…と半ば諦めていました。
が、ある日IHで使える鉄瓶を発見! 歴史ある南部鉄器メーカーOIGENの製品で、容量は800mlと小ぶりです。
筆者は、朝起きたらまずお湯を沸かして白湯を飲み、残りのお湯を茶葉と水筒に入れて日中飲んでいます。(飲み干したら注ぎ足し)800mlは多すぎず少なすぎずでサイズ感もちょうどいい!
迷わず即購入し、白湯を飲む際に使いはじめました。
毎日ゆるやかに鉄分摂取
使いはじめて約1年が経過しましたが、最大のお気に入りポイントは毎日の習慣で無理なく鉄分が補えるようになったこと。
また、「(微量でも)毎日鉄分を補給できている」と思えることで、栄養バランスを考える際の精神的なストレスが和らぎました。
立ちくらみ対策や体調管理の一環として、普段から貧血防止にと赤身肉やプルーンジュースなどで鉄分摂取を意識しています。ただ、「食事で完璧に補わないと!」と常に意識するとプレッシャーになることも。
鉄瓶ライフをはじめたことで、このストレスがかなり緩和されました。プラシーボ効果もあるのか実際立ちくらみの回数もかなり減少傾向に(あくまで個人の感想です。鉄欠乏性貧血など深刻な症状でお悩みの方は専門医へご相談を)。
もちろん鉄瓶から溶け出す分で、1日に必要な鉄分摂取量が補えるわけではありません。元々習慣だった白湯がゆるやかながらも鉄分補充に繋がり、鉄瓶ならではのメリットを感じています。
お手入れは意外と楽!
「鉄瓶って扱いが大変そう」
筆者も以前はそう思っていたのですが、使ってみると意外と手間いらず!
唯一気をつけることは、錆が発生しないように、使用後は内部をきちんと乾燥させなければならない点。それも、私はいつもお湯を沸かした後は余熱で放置するか、水分残量が多いときは蓋を外して空焚きタイマー1分でセットして手間をかけずに乾燥させています。
注:画像では蓋がうつ伏せになっていますが、本来は「仰向けに置く」のが正しい取り扱い方法ですPhoto: saori
これでだいたい内部がカラッと乾くのでOK。鉄瓶はお湯を沸かすためのものなので洗う必要もなく、最近ではケトルよりメンテが楽かも!? と思うほど。
ちなみに使い勝手もケトルさながら。鉄器なのに驚くほど湯切れがよく、頭がぼーっとしている朝でもこぼすことなく注げます。
和洋インテリアどちらにも合う
機能面やお手入れ面以外で気に入ったのが、デザイン性です。
我が家のキッチンは北欧テイストなものが多く、いかにも「和」な鉄瓶が浮いてしまわないか少し不安でした。
ところが実際合わせてみると違和感なくフィット! モダンでシンプルなデザインは北欧食器に通ずるところがあるのかも。もちろん和テイストな台所にもしっかり馴染んでくれるでしょう。
普段使用している北欧のキッチンウェアたちと。いい感じでフィットしてますPhoto: saori
ここが残念:少し重い(重量2.0kg)
鉄瓶なので、一般的なケトル類と比べるとやっぱり少し重く感じます。
女性やお年寄りでも片手で十分持ち上げられますが、落としたらケガにもつながるので、取り扱いには十分注意が必要。
個人的には使用するメリットが遥かに上回るので、これからも愛用していくつもり。最近では鉄鍋など、他のアイテムも気になり出しています。
いきなり鉄瓶はハードル高い…!と感じる方は、こんなアイテムで手軽に鉄分補給をはじめてみるのもひとつかも。
これからは朝晩ぐっと気温が冷える時期。心身ともに内側からじんわり温めてくれる鉄瓶白湯、毎日の健康習慣に取り入れてみてはいかがでしょうか。
こちらもオススメ:岩鋳 Iwachu 鉄瓶 7型アラレ IH対応 黒焼付(釜焼) 0.9L 南部鉄器 11720 13,767 Amazonで見てみる 13,000 楽天市場で見てみる !function(t,e){if(!t.getElementById(e)){var n=t.createElement("script");n.id=e,n.src="https://araklet.mediagene.co.jp/resource/araklet.js",t.body.appendChild(n)}}(document,"loadAraklet")
コメント
コメントを書く