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薪割りから料理までこれ1本。ハードに使えるアウトドアナイフを試してみた

2023/10/25 20:00 投稿

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※こちらは「かいサポ(お買いものサポーターチーム)」が編集・執筆した記事です。


Photographed by 山田洋路

焚き火やら料理やらと、多用途でお役立ちなブッシュクラフトナイフ。珠玉の1本ともいえるプロダクトがmachi-yaでプロジェクトを展開しています。切れ味バツグンでタフ、道具として扱いやすいと、3拍子揃った「ZANDA」は、キャンプギアの主役にふさわしいブッシュクラフトナイフです。今回プロダクトをお借りして使ってみました。

バトニング(薪を細く割る作業)やフェザースティックづくりなど、薪の処理に使うナイフを探している方にピッタリだと感じたので、作業感も含めた「ZANDA」の特長をご紹介していきます。

フルタング構造×G-10グリップの安定クオリティ


「ZANDA」は、ブレードの金属がハンドル後端まで通貫したフルタング構造。耐久性が高いので、ブッシュクラフトナイフの得意とするハードな作業に向いています。

ブレードの素材に採用のマルテンサイト鋼は、硬度と靭性(素材の粘り強さ)を併せ持っていて、ガシガシ使うのを前提としたスペック。見た目の美しさは、ブレード表面に施されたブラックウォッシュ仕上げによるものです。


ブレードの厚みは4mmとなっていて、安心してバトニングができる。摩擦大きめに仕上げられたブレード背面は、着火で使うストライカーとしても使用できます。


ハンドルの素材は軽量で耐久性の高いG-10(ガラス繊維入りの樹脂)。ブレードとハンドルの間の突起部分(ヒルト)が大きめに設けられているので、フィットした指に力が込められます。これならハードな作業も効率良くこなせそうです。

全力の作業も余裕で受け止めてくれた


さっそく「ZANDA」で薪を処理してみることにしました。ブレードが傷つかないよう遠慮して使うアウトドアナイフと違い、力いっぱい薪が振り下ろせるのが爽快。切れ味も鋭いので、処理するほうの薪に面白いように刃が入ります。

さらには大きくて薪の表面を捉えやすい返し刃のおかげで、引く力を利用してのフェザリングやスキニング(皮はぎ)が捗りました。


ハンマー機能付きのハンドルを利用して、炭を細かく砕くことも可能です。このナイフ1本あれば、個別にハンマーを持参する必要がなくなり、荷物が減らせそうです。

包丁やノコギリとしても使えるマルチタレントぶり


大胆な作業だけじゃなく、実は繊細なカットも得意な「ZANDA」。ブレード先端のクリップポイントは、実にスムーズに食材を切り分けられました。


またブレードの付け根には、2cmのノコギリ刃を搭載。梱包バンドが軽い力でカットできて、ロープや小枝の処理もおまかせです。


さまざまなカットを1本でこなす「ZANDA」。携帯性の点でも優れていました。付属の専用シースはカチッとブレードが収まって、逆さにしても抜けない仕様。安全な持ち運びを促してくれます。ボタン開閉式のクリップで、ベルトループやバッグのストラップなんかにピッタリとくっつけられます。いつでも使用しやすい位置で「ZANDA」を携帯すれば、キャンプの様々な場面ですかさず役立ってくれるはずです。

本記事でご紹介できなかった機能や魅力がまだまだある、マルチタレントなブッシュクラフトナイフ。その全貌については、以下からチェックしてみてください。

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