Photographed by にしやまあやか ライフハッカー・ジャパンより転載。

革は、私たちの生活のあちらこちらで使われている身近な素材です。しかし、身近であるがゆえに、手元にアイテムとしてやってくるまでにどんな道筋を辿ってきたのか、想像を巡らす機会はほとんどないと思います。

キレイに整えられた革製品が世にたくさん出回る裏側で、さまざまな事情により生産者の元で眠ったままの革があります。machi-yaに登場中の「革袋ーKawaFukuroー」は、そんな眠っていた革たち、デッドストック革にスポットライトを当てるプロジェクト。

デッドストック革で作られたという噂のバッグをお借りすることができましたので、その魅力をレポートしたいと思います。

衣料用のデッドストック革が生み出す柔らかい印象


届いた「革袋ーKawaFukuroー」に触れて驚いたのが、生地の柔らかさ。

なんとなく、革バッグというと固い革が使われているイメージがありました。しかし、今回バッグに使用しているのは、衣料用に使われる革のデッドストック。だから、触り心地はもちろん、バッグの雰囲気からも柔らかさを感じました。大きさも、基本的な持ち物はカバーできるちょうど良いサイズ感です。


シンプルなデザインなので、どんな服装にも合わせやすそうでした。程よいラフさは気取らず砕けすぎず、ちょうど良い塩梅。カッチリとした服装にはヌケ感を、カジュアルな服装には少しのキチンと感をプラスしてくれます。


このように折り曲げてクラッチバッグ風にして使うことも。使い方にバリエーションがあると、必然的にバッグの出番も増えそうです。

それにしても、「革袋ーKawaFukuroー」として使われなければこの革はもしかしたらずっと倉庫に眠ったままだったのかもしれないんですよね…。そう思うとより一層バッグが愛おしく感じられました。

柔らかいのに自立する


プロジェクトページでも紹介されている通り、柔らかさを特長としながら、自立してくれるのもありがたいポイントでした。マチがしっかりとついているので安定感があります。


水筒など、倒れるとちょっと心配な物を入れるのにも安心です。トートバッグでは叶わない安定感がありながら、トートバッグのようにラフにも使える感じがとっても私好みでした。

持ち手にも革の再利用


持ち手部分には裏面から補強用の革が施されており、ユーザーへの配慮が感じられます。

実はこの補強にも、廃棄される可能性が高い革が使われているのもポイント。「床革」という、革の厚みを整える際にできる革の下層部なのだとか。革にもさまざまな部位や加工があることも、「革袋ーKawaFukuroー」に出会わなければ一生知らなかったかもしれません。

今回、このプロジェクトを立ち上げたのは、日本の一大皮革生産地、兵庫県たつの市で実際に皮革業界に勤める方。プロジェクトページでは、デッドストック革が生まれる背景や今回のプロジェクト実施に至るまでのストーリーについて詳しく紹介されています。

まだ知らない革の世界を「革袋ーKawaFukuroー」を通して知り、ぜひアイテムで体感してみてください。プロジェクトページは下記のリンクからご覧いただけます。

デットストック革をレスキュー!超軽量でマルチに使える「革袋ーKawaFukuroー」 9,180 10%OFF machi-yaで見る

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