Photographed by machi_ya_originals、山科拓郎
ライフハッカー・ジャパンより転載。
ロジカルシンキングから生まれた時短財布「Quattro Wallet」が、レザープロダクトブランド・Rascasse(ラスカス)とmachi-ya Originalsのコラボモデルとして登場!
素材に堅牢な馬革・ホースバットを採用し、名前は「Quattro Wallet HL」に。さまざまな方法でカードやお金を出し入れできる合理的な設計はそのまま、より耐久性を高めて長く愛用できる逸品となっています。
ホースバットってどんな素材?
まずはホースバットについて、初耳の方に向けて説明しましょう。
この素材は、イタリア・サンタクローチェ地区のMARYAM社が製造する馬革です。その名の通り、繊維密度が高い馬の臀部の皮を植物タンニンでなめした後に下地染色し、表面を黒の顔料で塗装した茶芯レザーとなります。
表面の塗装がダメージを受けると、下地のブラウンが現れるユニークな経年変化が大きな特長。時を経るごとに、独自の風味や魅力が増していきます。
メインプラップに配された真鍮プレートも、同じく経年変化が楽しめる素材。サビや黒ずみによるアンティークのような風合いが、ホースレザーの質感にマッチしていますね。
フラップを開けると、Rascassenの刻印がお目見え
4つの方法で中身を出し入れ可能
iPhone 13 miniと並べてもこんなにコンパクトな「Quattro Wallet HL」。
ですが、この財布には「クワトロシステム」という画期的な機能が備わっています。その名の通り、4つの方法で中身を出し入れできるギミックはまさにマジカル。さまざまなシチュエーションやライフスタイルに適応します。
はじめにご紹介するのが「カードポジション」。本体右側のサイドファスナーを下ろすだけで、即座にカードへアクセス可能になります。
奥にあるカードを取り出したいときは、メインフラップを開ければOK。素早い支払いが可能になり、カードを落とす心配もありません。
背面にはサブフラップが設けられていて、これをオープンした場所が「コインポジション」です。フラップにコインを乗せて、目視しながら取り出すことが可能。
上の写真では10枚程度入れてみましたが、財布を過度に傾けない限りは落ちることがなく、ちょっとした支払いの際に重宝しそうです。
サブフラップを開けてから、ぺらっと革をめくると「メクリポジション」に。このスペースにはお札を収納でき、必要に応じてすぐにアクセスできます。
スッキリして見えますが、実はお札が6枚入っています。目当ての金額を目視しながらつまんで抜き出せて、ムダがない構造だと感じました。
そして、メインフラップとサイドファスナーを全開にすると「オープンポジション」になります。日常生活での利用機会は少なそうですが、ひと目で内容物が確認できるので、整理整頓に便利そう。
意外と旅行やイベントのとき、財布の中身を入れ替えることってあるので、あると嬉しい機能ですね。
日常生活を送るのに十分なカードやお金を入れても、薄さはしっかりキープ。内容物同士が干渉しない構造は、見事のひと言です。
コンパクトさと収納力、堅牢性にデザインが高いレベルでまとまり、独自の「クワトロシステム」まで備わった「Quattro Wallet HL」。その中身の取り出しやすさは、使い慣れるほどに、他の財布では満足いかなくなってしまう魅力を秘めているかも?
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