無印良品の「ポケットが11個あるコート」は“もしも”のときにサッと着用できる一着。袖が長い理由もあるんです:roomieちゃんねる: roomieチャンネル(roomie)

※本記事は2022年4月9日に公開された記事の再掲載です。
Text and Photographed by kanro 震災のニュースを目にするたび、“もしも”に備える重要性を実感します。

防災グッズにもさまざまありますが、無印良品で多機能な防災グッズを発見しました。

必需品を身に着けて動く

無印良品「いつものもしも着るバッグ11ポケットコート」 6,990円（税込）

持ち出し用の防災セットといえば巾着やリュックにまとまっていることが多いもの。

こちらは「着るバッグ」の名前通り、収納スペースが豊富なコート型です。

ポケットは、前面に6個、内側に2個、背面（フード含む）に3個、の合計11箇所。

生地がとても軽いので、救急セットや水、懐中電灯など必要なものを見に付けて身軽に動けるのがポイントです。

本格的な防災セットはまだ揃えてないという方も、まずはコートに入る分の最低限のアイテムを入れてみるのもいいかもしれませんね。

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災害時に羽織って安心

ただ収納が多いというだけでなく、入れる場所やものを工夫すればコートとしても機能性もアップ。

フードのポケットにはタオルを入れることで、簡易防災頭巾の役割も。フードは深めの作りで、避難所などでの目隠しにも使えます。

背中のポケットは左右が貫通していて、一番面積が大きい部分。着替えやバスタオルも入ります。

柔らかいものを入れることで腰のクッションにもなり、長い時間座っていても疲れにくいのもメリット。

新聞紙などをいれて防寒性を高めることもできるそうです。

裏地にもポケットがあるので、貴重品はこの位置が安心ですね。

黒×オレンジのリバーシブル仕様

表面はごくシンプルな黒一色。

フードの裏にのぞくオレンジがアクセントになっています。

裏返せば、前身頃全体がオレンジ色のレスキューカラーに。レスキュー隊員の制服にも使われるこの色は、視界の悪い災害時でも視認性が高く、見つけやすいと言われています。

普段は黒、いざという時はレスキューカラーと使いわけられますよ。

生地には撥水性がありレインコート代わりにもなるので、旅の荷物にも入れておきたいところ。この収納力なら、機内持ち込み荷物＆このコートで預け入れなしでの身軽な旅行も叶いそうです。

気になるところ：ポケッタブルにもなるけど…

購入時は、四角くコンパクトに折りたたまれています。使わないときも同様にフロントポケットに収納することもできる……はずだったんですが、わたしは元に戻せませんでした……。

タグにもサイトにもたたみ方が書いていないので、きっちりたたみたい！という几帳面な方は開ける前に写真を取っておくのがおすすめです。

個人的には、もしもの時すぐ使いたいので無理にたたまなくてもいいかなと思ってます。

男女兼用のフリーサイズ

全体のシルエットに対して、袖がかなり長いのが特徴です。これは、不特定多数の人が集まる避難所などで、手を覆って人や物に直接触れるのを避けられるように、とのこと。

薄手なので大きく折り返してもゴロゴロせず、普段の着用ではジャストの長さに調節できますよ。

老若男女を問わず着られるゆとりのあるシルエットなので、150cm半ばの小柄な女性だとかなりゆったり目。膝下まですっぽり覆われます。

普段使いもできる着るバッグで、まずは身近なところからもしもに備えてみてくださいね。

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いつものもしも着るバッグ11ポケットコート