Photographed by 飯田あゆみ、iwaipress
ライフハッカー[日本版]より転載。
海外でも人気の「超高難易度パズル」が届きました。知恵の輪やパズルは、大好物です。早速トライしてみたのですが、まるで手掛かりがありません。さぞや名のあるパズルメーカーの作品なのだろうと思ったら、なんと、この「ZIREL」、金型メーカーさんが作られたのだというではないですか。できそうでできなくて、焦れるから「ZIREL」というのがその名の由来なのだとか。興味津々でパズルにトライしてみました。
「世界最難易度への挑戦」は、真実だった
こちらの「ZIREL」、実は山梨にある岩井プレスさんの作品。普段はスマホやパソコン、自動車部品などを作っている、金属の精密加工を得意とする会社です。社長の相馬さんがこの優れた加工技術をいろんな人に知ってほしいとの願いで開発したのが「ZIREL」です。
今回送っていただいた「菊」のほかにも「桜」「梅」などのシリーズも大評判で、あの「世田谷ベース」で、所ジョージさんも大絶賛されたというプロダクトです。
私が挑戦した「菊」は、中央の「花芯」に14枚の「花びら」を差し込んで完成させる構造のパズル。花びらのピースは、単体でなら、どこにでも差し込めるようになっています。でも実は、この花びら、一見すべてが同じ形のようでありながら、ひとつとして同じ形状のものがないのです。
小さな隙間が命取り
だから、うまくいっているようでも、完璧な正解でなければ、必ずどこかにわずかな隙間が生まれてしまいます。上のGIF動画は隙間からお札を抜いているところですが、この、お札一枚のほんのわずかな隙間すら、「ZIREL」は許してくれません。
横から見たところをご覧ください。ピタッとハマったピースは、まるで最初から継ぎ目など無かったかのようです。それもそのはず、岩井プレスさんでは、普段「誤差±1~3ミクロン単位のオーダーに応えた製品を作っている」とのこと。花びらピースには、目視や手触りでわかるような差異は、まるでありません。
ヒントをもらっても完成までさらに数時間
パズルを完成させないことには、紹介記事が書けないので、「ZIREL」を開発された社長の相馬さんに、ヒントをいただきました。「なるほど!」と思ったものの、そこからも何通りもの組み合わせを試さなくては、完成に至らず、結局3時間ほどかかったかと思います。
おかげで、完成した時の達成感たるや! ヒントをもらっていても、この満足度ですから、自分でヒントを見つけ出した方々の満足感は想像に難くありません。スマホで何でもできてしまう現代、遊びはちょっとくらい「焦れる」方がいいのかもしれませんね。
ちなみに、相馬さんに「ヒントをくださいという問い合わせは多いのですか?」と聞いてみたのですが、「これまで、4、5件しかありません」とのことでした。うーん、やっぱりマニアの皆さんは、ノーヒントでこれを解いてしまうのですね。感服です!
子どもが巣立って余裕ができたオトナ世代の皆さんが、お酒でも飲みながら挑戦するのにぴったりな高難易度パズル「ZIREL」。現在、machi-yaで、過去の名作、「梅」「桜」「甲冑」とともにクラウドファンディングを展開中です。今なら、新作「菊ZIREL」が一般販売価格 36,300円のところ15%OFFの30,855円(税込み、送料込み)でご支援いただけます。詳細は下記ページでご確認の上、お申し込みください。
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