耳に入れるイヤホンが耳垢まみれ。
そんなあなたに「OtoSet」。ヘッドホンとそっくり同じかたちをした耳垢掃除機です。
「垢」と書くから汚く感じますが、耳垢は外耳道から出る油性の分泌液で、粉塵やばい菌、バクテリアが体内に侵入するのをブロックし、耳の中のデリケートな皮膚を守ってくれるありがたいものなのです。
しかし、たまりすぎても病気(難聴、耳垢栓塞、かゆみなど)の原因になるのが厄介なところ。耳掃除しようとして綿棒を突っ込むと、むしろ奥に押し込めてしまうこともあるし、耳かきで傷がつくと雑菌が繁殖して外耳炎になったりもします。
次善策は耳洗浄シリンジなどでの液体洗浄ですけど、それはそれで後片付けがたいへん。
簡単に耳の中を洗浄できる
その点、OtoSetなら辺りに散らばることもないデザインだから安心です。ダイソンのノイキャン空気洗浄ヘッドフォン「Zone」に迫るデカさですが、スマホにつなぐ必要はなくて、音も、吸い上げる音がゴボゴボ出るだけ。静かそのものです。
左右のイヤーカップはおのおの内部が上下2つに分かれていて、上の洗浄液をノズルで耳に落として耳垢を湿らせて浮かせてから、ガーっと吸い上げて下の容器に掻き出してくれるしくみになっています。
ノズルは1回の使い捨てだし、吸い上げた液は下の容器(100%再生材)ごとポイできるので、使用後のお手入れもかんたんにできます。
動画を見ると、なんか、一人でもできそうに見えますけど、いちおう米食品医薬品局(FDA)認証の「医療用」機器なので、セルフケア用に自宅に常備という使い方はできないのが残念…。
気になるお値段は、949ドル(約13万円)のDyson Zoneも吹っ飛ぶ3,059ドル(約41万6000円)。いちおう綿棒などの付属品1年分もセットで購入すると本体価格は2,753ドル(約37万5000円)まで下がります。イヤホンの軽く10倍しますね。ははは。
「スマート耳かき」ってここまで鮮明に中が見えるんだ!
Xiaomiの「約5,000円スマートウォッチ」が予想以上に機能的だった
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Andrew Liszewski – Gizmodo US[原文]( satomi )