南米原産のマメ科で落葉高木の植物です。南大陸の国々では10月くらいに紫や白のお花をいっせいに咲かせます。
季節的には日本の春に近い季節。私たち日本人が桜の開花を待ちわびているように、現地の人々にとってジャカランダの開花は、春到来の象徴ともいわれています。
日本では室内で育てる観葉植物として流通していることが多く、マメ科植物特有の細かい葉が涼しげな印象で人気です。
ジャカランダは、ある程度大きく生長しないとお花が咲きません。寒さにも弱いので、東京近郊だと屋外での冬越しも難しく、お花が咲いているジャカランダを見られることはあまりありません。
宮崎県では日本で唯一のジャカランダの森があるようで、毎年5月下旬から6月にかけて、見事な紫色のお花を咲かせてくれるそうです。
南大陸まで出かける時間がない方は、ぜひ宮崎へ。
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