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アナログならではの魅力があるボードゲーム。

今回は、遊ぶたびに頭が良くなるような「頭脳派ボドゲ」をご紹介します。

対戦型論理パズルゲーム

「たぎる、論理 TAGIRON タギロン 新装版」 2,420円(税込)

「タギロン」は、質問と推理で相手の隠された数字を当てる、2〜4人用の対戦型論理パズルゲーム。

箱の中には、数字タイル・質問カード・ついたてが入っています。

数字タイルは全部で20枚あって、0〜9までの数字が赤・青2色ずつセットに。

ただし5だけは黄色になっていて、これがゲーム性をグンと上げてくれるんです!

質問カードは全部で21枚。相手だけが答えるものや、全員が答えるものなど、絶妙な質問が織り交ぜられています。

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だいたい10分くらいで遊べます!

今回は2人プレイで遊んでいきます。

まずは裏向きの数字タイルからランダムに5枚を選び、ついたてに隠しながら表向きに。数字は左から小さい順で、同じ数字があった場合は赤・青の順に並べましょう。

続いて質問カードを山札から6枚、表向きにして並べたら準備完了です!

ゲームの進め方は、質問カードを選び→質問に答えてもらい→推理をするというもの。

相手のカードの並び順が分かったら、自分のターンで「宣言」をして番号を披露。正解していた場合はその場で終了し、間違っていた場合、相手は「違います」とだけ伝えて続けていきます。

まずは相手のターンからスタート。「青の数字タイルは何枚ある?」と質問されたので、「1枚」と答えます。

この答えが少しでもズレてしまうとゲームが成立しなくなってしまうので、ここだけ間違いないように注意しましょう!

続いてはこちらのターン。「青の数の合計は?」の質問カードを選びました。

こちらの青が1枚のみと既にバレてしまっているので、次のターンでこれを聞かれるとそれが「9」だと確定してしまう……ということで、先にこの質問を取ってしまう作戦です。

こんな感じで、自分が知りたい質問を選ぶだけでなく、相手に聞かれたくない質問を選ぶのも大切!意外と戦略性の高いボドゲなんです。

青の数の合計は「5」と返ってきたので、メモをしていきます。このとき、青の合計が5になるのは、1と4・2と3、そしてそれぞれに0が加わった4パターンのみ。

こんなふうに、質問の答えと自分の手札を考慮しながら数字を絞っていくんですが、この作業が普段使わない頭の部分をフル活用している感じがあって楽しいんですよね。

答え合わせの瞬間が最高に気持ちいいんです

交互に質問を続けていくうちに、「青の数字タイルの合計が5」「赤の数字タイルの合計が6」「大きいほうから3枚の数の合計が11」ということが分かったので宣言。

見事、相手の数字タイルの順番を当てることができました!算数や数学の小テストで満点を取ったときのような気持ち良さがあります……!

色々な友人たちとタギロンで遊んでいますが、人それぞれメモの仕方が違うのも面白いところ。

ゲーム終了後にメモを見ながら、「そういうふうに考えてたんだ〜!」みたいな話をするのも盛り上がって楽しいですよ。

シンプルなのに脳がバグる「おばけキャッチ」もおもしろそうだ!


手のひらサイズの「魔法のオセロ」が移動中の暇つぶしに最高なんだ

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