Photographed by KINGSBARREL ライフハッカー[日本版]より転載。

蒸留所とそのロケーションによって、大きく味が変わるシングルモルト。ウイスキーファンの方なら、推しの産地がいくつかあるんじゃないでしょうか。

緯度の高い地域の気候や水、空気からはおいしいウイスキーが産まれる印象がありますが、北極圏の蒸留所がつくるシングルモルトの味わいはどんなものなのでしょう。今回machi-yaに登場したのは、世界最北端に位置する蒸留所がつくった「BIVROST（ビヴロスト）」です。

実は「BIVROST」、ヨーロッパの一部ウイスキー好きのなかでは評判のウイスキー。今回、本数限定で、日本のウイスキーファンが手に入れられる機会の到来です。ブランドの顔にもなり得る北極シングルモルトの新作「ヘルハイム」を中心に、「BIVROS」の魅力について紐解いていきます。

リリースする度に即完売

ノルウェー北部のリンゲンアルプスの麓、北緯69度のロケーションにあるオーロラ スピリット蒸溜所は、“世界最北端の蒸留所”として注目を集めています。

オーロラ観測の観光客に向けてお酒をつくりはじめたこの蒸留所ですが、いまではヨーロッパを中心としたファンに愛される存在に。氷河の水をはじめとする、地元の原料をもとにお酒を作り続けているとのことで、シングルモルトにはノルウェー北極圏ならではの個性が宿っているんです。

そんなオーロラ スピリット蒸溜所の誇るブランドが「BIVROST」になります。“BIVROST”とは、ヴァイキング時代の古ノルド語で、“オーロラ”を指すのだそう。

「BIVROST」の「北欧神話9つの世界シリーズ」が、本数限定で年に2～3回リリースされるんですが、その度に即完売するほどの人気を博しています。

今回は、おいしいお酒を日本で広めようと活動を続けるKING`s BARRELが確保した在庫を蔵出しするプロジェクト。この貴重な機会を見逃すわけにはいきません。

北欧神話9つの世界をテーマにしたシングルモルト

今回オーダー可能なのは「北欧神話9つの世界シリーズ」第6番目となる「ヘルハイム」、そして第2番目から第5番目までのウイスキーの抱き合わせになります。

オーロラ スピリット蒸溜所では、北欧神話に登場する9つの世界、それぞれをテーマしたシングルモルトをつくっています。

たとえば第2番はドワーフの故郷「ニザヴェッリル」、第3番は灼熱の巨人の国「ムスペルハイム」…といった具合に物語からインスパイアを受けていて、それぞれにピッタリの香りや味わいを表現しているんです。

ちなみに最新作の「ヘルハイム」ですが、死の女神ヘルが治める死の国とされています。暗くて寒くて、女神ヘルによる虐待もある悪夢のような国と聞くと、これをイメージしたシングルモルトを味わうのは覚悟が要りそう。

でも実際は、シリーズ中で最もピートの効いたスモーキーな味わいとのことで、スリリングではあるものの、極上のおいしさが保障されていそうです。

北極圏の氷河の水でつくられたアクアビットも

また今回は、オーロラ スピリット蒸留所一押しのアクアビットとウイスキー（第5番目「アスガード」 or 「ヘルハイム」）との抱き合わせのリターンも用意されています。

氷河の水とアクアビットは、どう考えても相性抜群です。ジャガイモベースのスピリッツであるアクアビットは、雑味がなく料理やカクテルベースにも合わせやすい“万能選手”とのこと。北極圏の氷河の水と植物でつくられたピュアなお酒を、ぜひ一度味わってみてください。

世界最北端の蒸留所でつくられた「BIVROST」は、現在machi-yaで支援を受け付けています。執筆時点では「北欧神話9つの世界シリーズ」の新作「ヘルハイム」が早割限定30本、19,000円（消費税・送料込み）からオーダー可能な状況です。

ほかにも「ヘルハイム」とアクアビット、「アスガード」とアクアビット、「ヘルハイム」とそのほかシングルモルト…といったリターンも用意されていますので、ぜひお早めにチェックしてみてください。

紹介ページには、各シングルモルトにまつわる神話や味わいなども掲載。こちらも要チェックです。

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