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リビングを有孔ボードで大胆に2分割。海が見える築40年賃貸での1人暮らし(沖縄県北谷町)|みんなの部屋

2022/10/25 22:30 投稿

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Photographed by tsubottlee

ROOMIEでショート動画はじめました!

沖縄県は、那覇市から車で北上すること1時間ほどにある北谷町。

海外の居住者が多く、1年を通じてマリンスポーツが楽しめることをはじめ、美浜アメリカンビレッジなどリゾート施設も多い、活気溢れるエリアです。

そんな北谷町の海からも近い住宅街に、今回ご紹介する宮里さんの住まいはありました。

お名前(職業):宮里 結さん(会社員)
場所:沖縄県那覇市
広さ:3LDK(洋室6帖+洋室6帖+LDK8帖)
家賃:63,000円
住宅の形態:築40年 マンション
間取り図:

編集部作成

 

出身地である沖縄以外にも、福岡、東京など、これまで合計10回の引っ越しを経験されてきた宮里さん。

「住む場所を変えることで心機一転でき、刺激を得られるのがいいんです」というように、異なる雰囲気の街を選びながら暮らしを楽しまれています。

そんな宮里さんの、引っ越しや模様替えを繰り返すお部屋について、お話を伺ってきました。

■目次
1. この部屋に決めた理由
2. お気に入りの場所
3. お気に入りのアイテム
4. 残念なところ
5. 暮らしのアイデア
6. これからの暮らし

この部屋に決めた理由

これまでと異なる海の近くの環境

那覇市内で働かれていた宮里さんが転職をきっかけに引っ越した住まいは、職場からも海からも近い人気のエリアでした。

「職場に近い住まいを探していた中で、たまたま通りがかりに入居者募集の張り紙を見つけたのがきっかけでした。

前の住まいが中心街だったので、今度は海の近くにも住んでみたかったこと。この辺りのエリアは米軍の方も多く住んでいて、外国の方に囲まれた生活も面白そうだと思ったことから、即決しました」

お気に入りの場所

“つくってみたい”を実現した玄関スペース

住まいに入ってすぐの玄関は、SNSも参考にしながら、宮里さん自身の感性でつくられたスペース。

「もともとあった靴箱を移動して、りんご箱で新たに靴箱をつくりました。

りんご箱なら安価で手に入ると思って取り掛かったのですが、箱の倍以上に配送料がかかってしまい、予想外の出費でした(笑)。ただ、イメージ通りの空間ができ上がったので気に入っています」

こちらのスペースでは、スツールや籠など、実家のご両親が使われていたものも活用されていました。

「ちょうどUターンしたタイミングでリフォームすることになっていて、いろいろもらえたのでよかったです」

有孔ボードで仕切ったリビング

最も印象的だったのが、有孔ボードを使って大胆に空間を2分割したリビング。間取りの気になるポイントがこのアイデアで解消されたのだそう。

「沖縄に戻って最初の住まいでも有効ボードは使っていたのですが、2枚重ねて使うのは今回が初めてでした。

間取り的にリビングからサニタリースペースや洗濯機置き場が見えてしまうのが気になっていたのですが、ボードを仕切りとすることで見えなくなり、居心地もよくなりましたね」

有孔ボード裏は衣類収納となっていました。洗濯機と隣接するスペースのため、家事動線もよさそうです。

夕日が楽しめる筋トレ部屋

リビング以外の2部屋のうち、1部屋は筋トレ用のお部屋として活用。ここから眺める景色がとてもいいのだそう。

「これまでワンルームで暮らしていたこともあり、部屋を持て余してしまって、1室を筋トレ部屋兼納戸のように使っています」

このお部屋は入居の決め手でもあった、海が眺められる場所でもありました。

「日中は海が見えることはもちろん、夕方にはサンセットも楽しめるので1日を通して景色がいいです」

お気に入りのアイテム

地元のホームセンターで購入したカゴ

お部屋づくりに便利なアイテムとして紹介いただいたのが、地元のホームセンターメイクマンで購入された黄色のカゴ。

「何でもないカゴではあるんですが、つくりがしっかりしているにも関わらず軽く、見た目もインパクトがあるので気に入っています」

「最初はコンクリートブロックを使っていたのですが、置いた場所が汚れるし、動かすにも重たいしで今のカゴに落ち着きましたね」

スペースに合わせてカゴの数や配置を変えれば、ぴったりな収納スペースがつくり出せて便利ですね。

組み合わせ式の本棚

有孔ボード下に置かれた本棚は、スペースに合わせて組み立てられる優れもの。仕事で使っていたものをお部屋の中でも使いたいと取り入れたのだそう。

「昔働いていた職場で、イベントの際に組み立て式の本棚を使って出店していました。その場所に合わせて組み替えられるところがめっちゃいいなと思っていて、自分の家でも使いたくて購入しました」

最近ではテレビ台としても活躍。中にはたくさんの雑誌が収納されていました。

「昔から購入してきたものはなかなか捨てられなくて溜まってますね(笑)。毎日読むわけではないんですが、たまに読むと面白くて本棚に残しておきたくなってしまいます」

残念なところ

リビングの日当たりの悪さ

前の住まいと比較して気になってしまうというのが日当たり。北向きの窓からの光は、お部屋の様子を記録していくには少し光量が足りないそう。

「生活する分にはそんなに気にならないのですが、写真を撮るとどうしても暗いときがあります。特に別室の窓が西向きで時間帯によってはすごく明るいので、余計に気になってしまいますね」

暮らしのアイデア

​​癖のあるアイテムを混ぜる

宮里さんが自分らしいお部屋を考える中で、定期的に足を運んでいると話すのがリサイクルショップ。

「沖縄は家具の専門店などが少ないため、インテリアの選択肢が多いとは言えないのですが、リサイクルショップが多いんです。米軍払い下げ品など他と被らない面白い家具があるので、よく利用してます」

1つ1つデザインが異なるダイニングチェアも、リサイクルショップで購入されたもの。

「お部屋全体のコーディネートを考える上で、自分が面白い、好きだと思った癖のあるアイテムを混ぜることで、不自然にまとまりすぎないようにしてますね」

ラインは揃え、目線を上げる

東京ではデザイナーとして働かれていた宮里さん。職業柄、アイテムのレイアウトがどうしても気になってしまうのだそう。

「デザインの仕事をやっていたこともあり、横や縦のラインが揃っているかはとても気になってしまいます。有孔ボードのディスプレイも自分から見てぴったり揃うように、バランスを意識してレイアウトを考えています」

また生活の中で目線が下がらないことも意識されているようで、基本は足元にものが置かれていることがありません。

新しくレイアウトを考えては不具合を見つけ、調整する。そうした繰り返しの時間が楽しいと話す宮里さん。

これまでのレイアウトの変遷を語る楽しそうな顔に、お部屋づくりへの愛を感じました。

これからの暮らし

異なるエリアで、新しい住まい

住み初めの頃から仕事も変わっている宮里さん。新しい職場での働き方と合わせて、住まいについても改めて検討中。

「職場が住まいから少し遠くなってしまったのと、働き方も在宅勤務の割合が増えているので、また次の新居を考えたいと思っています。飽き性なので色んなエリアに住んでみたくて、まだ住んだことがなく、自然も多くて落ち着いてそうな名護エリアが気になっていますね。

エリアの方を重要視していますが、1人暮らしで2LDKだと部屋を持て余してしまうので、広めのワンルームか1LDK。スタンダードな間取りではなく、ちょっと癖のある間取りに住んでみたいですね」

引っ越しやお部屋づくりを通じて、自身の楽しみを広げている宮里さん。

話を伺っていると、気持ちの赴くまま、沖縄の各エリアにお部屋をつくってしまうんじゃないかと思わされるほどでした。

好奇心の行く末に、どんなお部屋が待っているのか、これからの発信を楽しみに待ちたいと思います。

賃貸物件でできることを最大限に発揮した、1Kのふたり暮らし。

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