キッチンが暑すぎる!ひんやりアイテムを使って快適に調理する方法をまとめました 住まいのなかでも特に収納が難しいキッチン。
ただでさえモノが増えてしまいがちな上に、食材の在庫管理やスムーズな家事導線も叶えようとすると、なかなか一筋縄ではいかないもの。
そこで今回は、連載「みんなの部屋」から、DIYで収納を拡張するネイバーズ(みんなの部屋出演者)のお部屋をご紹介!
景観を損なわずに使いやすさも叶える機能的な収納のアイデアは、真似したくなること請け合いです!
見える収納で家事導線もスムーズに
インテリアコーディネーターとして働く奈央さんのキッチンは、築41年の団地ならではの懐かしさが残る場所。
壁付けキッチンの向かいには「作業台」兼「収納棚」をDIYし、シンクの作業スペースの狭さをカバー。余裕を持って作業ができるようになっていました。
「収納も使いやすいように2段にしています。下の段は布を使って隠す収納に。上の段は料理の際に読む本や器など、使用頻度が高いものを収納しています」(奈央さん)
吊り戸棚の一部は扉を外して、見せる収納に。使用頻度の少ない季節ものの土鍋やガスコンロなどを収納していました。
高いところにある収納って普段目に入らない分、中身を把握できずに“開かずの間”となってしまいがちですが、こうしてオープン収納にすることでうまく活用できそうです。
足りなくなった収納は、キッチン横のカーテンレールにS字フックを付けて増設。
見た目にもかわいく、使いやすさも両立した吊るす収納になっていました。
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山の見える団地で暮らす。DIYや古道具を取り入れた53㎡ふたり暮らし(香川県)|みんなの部屋 - ROOMIE(ルーミー)
生活感を抑えた収納DIY
写真左奥が玄関
築150年の古戸建てで暮らす藤巻さん宅のキッチンは、歴史を感じる扉や梁と、リノベーションによる新しさが混ざり合う場所。
玄関入ってすぐの場所に位置しているため、使いやすさだけでなく見た目にもこだわっているのだそう。
「家にお客さんを招いて仕事の打ち合わせをする際にも、このキッチンスペースだけは必ず通る間取りになっています。そのため収納はあまり生活感が出ないように、ディスプレイとして成り立つように意識しました」(藤巻さん)
家電や食材のストックが収納された棚は、藤巻さん自らが作成。収納されているものと高さが合っていて、無駄がありません。
使用している木材には、経年変化を楽しめるように柿渋を塗ってDIY。新しさと古さが自然と馴染んだ空間づくりには、そうした一手間が効いていそうです。
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新しい働き方とともに見つけた理想のライフスタイル。築150年・職住一体のひとり暮らし(京都市)|みんなの部屋 - ROOMIE(ルーミー)
暮らしに合わせて収納を足していく
住まいの南側に面した、日当たりのいい加賀江さんのキッチン。お庭からお部屋の隅々までを見渡すことができ、家族みんなとコミュニケーションが取れる空間に設計されています。
ワークトップにはステンレスではなく、オーク材を採用。季節や時間帯によって冷たく、作業しづらくならないようにするための一工夫です。
5人家族にしては比較的コンパクトなつくりですが、モノで溢れかえっていない加賀江さんのキッチン。
その秘密は、暮らしの中で付け加えていった収納スペースにありそう。増設したのは、生活をする中で増えた器類などを収納するための棚。
既製品の棚を設置しようとするとスペースを圧迫してしまいますが、余白スペースを活用して収納することで空間もスッキリと片付きますね。
「少ない収納でおさまるだけの持ち物で過ごせる方が豊かだとも思うので、収納は最初につくりすぎず、家族の暮らしと合わせて足していくのがいいかもしれませんね」(加賀江さん)
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里山の風景と一体になる部屋。家の中と外がつながり、季節に合わせて変化する住まいとは?(鹿児島市)|みんなの部屋 - ROOMIE(ルーミー)
幅広い使い方ができる“吊るす収納”
整理収納アドバイザー・安藤さんのキッチンでは、収納の工夫が至るところに散りばめられています。
キッチンの後ろ側にある吊り下げ収納は、自ら天井にフックを取り付けて設置したもの。背の高い収納棚と違って圧迫感がなく、開放感あるキッチンの景観を壊しません。
棚の上にモノを置くだけでなく、ピンチを付けて物干しに活用したり、レシピを吊るして料理をしたりと、使い方もさまざま。
鍋敷や調理器具を吊るすこともできて、とても便利そうです。
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整理収納アドバイザーが作る、毎日が楽しくなるキッチン。面倒くさい掃除が楽になる秘訣とは?|みんなのキッチン - ROOMIE(ルーミー)
簡単DIYで便利な設備をプラス
料理が好きだというハナモリさんが気に入っているのが、4口コンロと大きいシンクが完備されたキッチン。
すでにリノベーションされながらDIYがOKという点も、この物件ならではの嬉しいポイントです。
シンク下の木製フレームは、水性ウレタンニスを使って塗装。もともと無塗装だったものが、より落ち着いた色合いになり、部屋に馴染んでいました。
タオルをかけるアイアンバーも、80cmの幅広のものに付け替え。タオルや布巾が3枚かけられていて、とても使い勝手がよさそうです。
包丁などはマグネットホルダーを付けて見せる収納に。
ホルダーには粘着シールタイプを活用。タイルでも簡単に取り付けられるので、DIY初心者でもすぐに真似できそう!
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戸建の賃貸でDIYしながら暮らす。新しさを織り交ぜながら大切に住み継ぐふたり暮らしの家(神奈川県)|みんなの部屋 - ROOMIE(ルーミー)
心にゆとりが生まれる、無理なく続く収納
昨年お子さんが家を出て、暮らしも現状に合わせてアップデートしている三ツ廣さん。観音開きのシステムキッチンをはじめとして、特に収納にこだわりを持って部屋づくりに取り組んでいるようです。
「住まいも来客がきた時は綺麗にするのに、お客さんが帰ると散らかることに自分自身を照らし合わせてしまったんです。収納を考え直すことは格好つける自分を止めるチャンスだと思いました」(三ツ廣さん)
家族みんなが無理のない範囲でできる収納を考えた結果、お部屋を通して自分や家族の心のゆとりにも繋がっていったのだとか。
キッチンには、暮らしに合わせて自作したスペースも。その1つが、窓際のコーヒースペースに佇む収納棚。
手づくりならではのフィット感と、コンパクトで場所を取らない設計が魅力です。
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背伸びしない、重ねた暮らしをうつす家。無理せず続く収納で、心にゆとりが生まれる(大分県日田市)|みんなの部屋 - ROOMIE(ルーミー)
料理の時間をもっと楽しくするDIY収納
退去時の原状回復義務がない賃貸物件で、自由にDIYをして過ごす山口さんご夫婦。
至るところに手が加えられたお部屋ですが、例に漏れずキッチンにも、山口さんならではのアイデアが光っていました。
作業用テーブルには、スノーピークのアウトドア用ラックを活用。広さを確保するため、上から天板を被せて足をつけたそう。
「広くなった分料理もしやすくなったし、ここで飲んだり、食べたりもできて居心地がいいです」(山口さん)
窓際には、自作の調味料入れも。どこに置いたか忘れてしまいがちな調味料もひと目で確認でき、料理がしやすそうです。
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原状回復義務がない賃貸アパートで、キッチンから洗面所まで全面DIY! 築29年の1LDK(千葉県松戸市)|みんなの部屋 - ROOMIE(ルーミー)
既製品+αでつくるオリジナル収納棚
3つ並んだ窓から光が降り注ぐ、開放的な樋山さん宅のキッチン。
ビル用のサッシにしたという大きな窓は、キッチンのみならずダイニングからリビングにまで明るい光を届けています。
そんな樋山さんのキッチンでもうひとつ目を引くのが、端から端まで広がるユニットシェルフの収納棚。
無印良品のユニットシェルフと組み合わせた、オリジナルの天板が効いています。
「床の無垢材に合うよう少しオリジナリティを出したかったのでオイル塗装をした板を乗せました。板はホームセンターで2,980円くらいだったかな」(樋山さん)
板を組み合わせることでよりインテリアとしてもナチュラルになりますね。
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みんなの部屋取材から3年。家族が選んだのはシェアハウス付きの一軒家(池袋)|みんなの部屋 - ROOMIE(ルーミー)
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