Photographed by RUTAWA JAPAN INC、山田洋路
ライフハッカー[日本版]より転載。
スマホの替わりをメガネが担う未来を想像したことないでしょうか。情報や映像が目の前に映し出されれば、SNSをチェックするために目線を外すことはおろか、スマホを手に持つことすら不要になります。そんなSFのような世界が、思ったよりも早く到来しそうです。
クラウドファンディングサイトmachi-yaでプロジェクトを展開するのは、最先端のARグラス「INMOAir」です。AndroidをベースにしたOSを搭載したスマートグラスは、まさにスマホをメガネに移植したような設計。今回こちらのプロダクトをお借りすることができたため、驚きのテクノロジーを体験してみました!
日常で使いやすいスペック
一般的なメガネよりはややビッグサイズの「INMOAir」ですが、重量は79gと自然に装着できる範囲内。鼻パッドを搭載していてずり落ちにくくなっているのもツボです。
USB-Cケーブルでフル充電すれば、最大4.5時間の連続使用が可能(連続待機時間は最大25時間)となっていて、十分実用的なスペックといえます。
画面が目の前に浮かんで見える!
右側テンプル下にある物理ボタンを押して電源をONに。すると、右側レンズにアプリ切り替え画面が表示されました。まるでスマホの画面が目の前空中に浮かんでいるようです。
操作は右側テンプルの側面を左右・上下にスワイプして行います。めぼしいアプリを選択してタップして実行、物理ボタンで戻る…といった直感的な操作が可能。頭を動かして操作するジェスチャーコントロールのオプションもありました。
豊富なアプリが生活を便利にしてくれる
デフォルトのアプリにカメラやフォトアルバムといったものが。ワンタップでその画像や動画に残し、後から鑑賞することが可能です(テンプルに搭載されたスピーカーの音はごく自然に聴きとれ音漏れ最小限です)。スマホを取り出さなくてもいいので素早く撮影でき、見ているシーンをそのまま切り取れます。
Wi-Fiに繋ぐことで、専用アプリを追加できます。たとえばミュージックビデオが鑑賞できるアプリやテキストエディターなどがあり、便利に使えそう。
試してみて特に画期的だと感じたのが音声翻訳アプリです。話した内容の翻訳文をリアルタイムで表示してくれ、語学学習に役立つと感じました。レンズにテキストが映し出され、相手からは見えないことから台詞を映し出すプロンプターの役割を果たしてくれます。
スマホ画面をAR化できる
今回は試すことができませんでしたが、スマホに専用アプリ(INMOLens)を入れてBluetoothで接続することでミラーリングもできるよう。また、スマホの通知画面の表示も可能で、SNSのメッセージはスマホ画面を見なくてもチェックできます。
「INMOAir」を試してみて、ARグラスがここまで実用的になっていることに驚きました。度付きレンズにも対応しているとのことなので、普段使いの眼鏡を「INMOAir」に変えるのもありかもしれません。
ARグラス「INMOAir」は現在machi-yaで支援を受け付けています。執筆時点では、超超早割の18%OFF、85,930円(消費税・送料込み)からオーダー可能となっています。プロダクトについての詳しい説明は、以下のプロジェクトページから確認してください。
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