でも、そういうインフラが何もないところで、24時間で建てられる家があるとしたら、どんな形になるのでしょう、という問いに対する答えがこちらの「Abod Shelter」です!
世界人口の実に30%以上が、満足のいく住居を得られていないのだとか。それらの多くはスラムと呼ばれる密集した環境に置かれ、水道や電気も通っていないところが多い、という状況なのだそうです。
でも、そんな場所に24時間で、しかも人の手だけで建てられる家ならどうでしょう。世界のスラム環境問題の解決にも一歩近付きます。
アイオワ州デモインのデザイナーDougさんによるこのシェルターは、鉄、および光を通すプラスチックでできており、雨水が入り込まない配慮までされていて、明るさや広さの点でもとても居心地の良いものなのだとか。
オプションでキッチン、窓、ドアなどを付けることができ、汎用性もあります。南アフリカでこのAbod Shelterを使ったプロジェクトがテスト的に繰り広げられているのだそうです。
世界の深刻な住宅問題、少しでも改善されていくといいですね。
Compact Abod Shelter: A Quick Solution for Providing Hygienic Homes to Slum Dwellers [ENDLESS]
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