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ものづくりって楽しい! FabCafeワークショップで「ペンダント照明」を作ってみる

2013/04/25 21:03 投稿

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行ってきました! 作ってきました!

渋谷にある、ものづくりが出来るカフェで有名な「FabCafe」。コーヒーだけではなく、店内にあるレーザーカッターを使ってDIYも楽しめちゃうのが大きな魅力です。ルーミースタッフもよくここを利用しているとか。お店の様子はこんな感じ。

そんなFabCafeでは定期的に様々なワークショップを開催。ものづくり大好きルーミー陣としてはとっても気になるところ。そこで、4月11日~12日に行なわれたワークショップ「フェルトの『let’s light』シーリングライトをつくろう」に急遽参加してきました。今回はその様子をみなさんにレポートします。



まず、今回講師をされていたのが家具デザイナーの土橋陽子さん(左)。右側はFabCafeの岩岡さん。

土橋さんはもともとIDEEで商品開発に携わっていたとか。そして、2012年からは「Design life with kids!」というワークショップを主催。子供と一緒に作る「世界に一つの日用品」を通じて、作る楽しさや喜びを知ってもらおうと活動している方です。

そして、今回作るのがフェルトで出来たこのような照明。



有機的でかわいらしいフォルムです。

フェルトを通して広がる光が暖かい印象の照明。隙き間からもれる光も綺麗です。なんだかとっても複雑な形をしていますが、作り方はとても簡単。使う材料もとてもシンプルです。



使うのはこれだけ。イケアのコードセット「HEMMA」、60Wの白熱球、そしてFabCafeのレーザーカッターで切り抜いたフェルト生地。この平面的なフェルトを折り曲げたりしていくことで、先ほどのような有機的なフォルムに変身するというわけです。

さて、作り方ですが、フェルトにある点線部分を折り曲げ、切り込み部分に差し込んでいきます。






それだけで、すでにこんな形。よく考えられています。後は中央部分にイケアのコードを取り付ければ照明としてのベースは完成。




しかし、このワークショップの醍醐味はここから。レーザーカッターを使い、シェードの表面に模様を加え「自分らしく」カスタマイズしていきます。



土橋さんが用意したのは「水玉」「チョウチョ」「ニンジャ」などの模様。これらをコンピューターに読み込み、レーザーカッターで切り込みを入れシェードの表面をより華やかにしていきます。

お気に入りの柄と配置が決まったら、カットの順番待ちの間にこのシェードに刺しゅう糸を使って「刺しゅう」をします。



こんな感じに。

素材がフェルトのため刺しゅう糸との相性はバツグン。好きな色を使ってシェードにデコレーションしていきます。

しかし、普段刺しゅうをしない者にとってこれがなかなか大変な作業。普通の「波縫い」を拒んだルーミー陣は、土橋さんの協力のもと「フレンチノット」「クロスステッチ」などの技に挑戦。参加者のみなさんも真剣です。









え、完成?

初めての刺しゅうに手間取ってしまい、途中で無念にも時間切れ。結局、よくわからないデコレーションとなってしまいました…。

しかし、作業自体はとても楽しいもの。好きな刺しゅう糸の色を選んだり、手触りのいいフェルトを触りながら手を動かしていく感覚は、まさにものづくりの醍醐味。刺しゅうがクセになりそうです。

そして、その後レーザーカッターで表面をカット。今回は「チョウチョ」を選択。








あちゃー。

目測ミスにより刺しゅう部分もカット。これもご愛嬌ということで…。そして、これを先ほどのように組み立てていき、最後にコードと電球を取り付ければ完成。果たしてどんな感じになるのか…。











We love roomie! イエーイ! というわけで完成。表面をレーザーで薄く削り文字まで書いて頂きました。


 
いかがでしたか? 他のみなさんも個性的でステキな照明に仕上がっていましたよ。今回のワークショップの様子はFabCafeのFlickrページからご覧になれます。また、今回作った照明のより詳しい情報は、講師をしていた土橋陽子さんの公式サイトをご覧になってみて下さい。

以前ルーミーでも取り上げた「男のリアクションが試される『3Dな顔チョコ』」も実はこのFabCafeのワークショップ。いまだに海外からの問い合わせもあるほど話題になったとか。

確実に日本にも根付きつつある「メーカーズムーブメント(ものづくり革命)」の流れ。今回、こちらのワークショップに参加して感じたのは「手で作る楽しさ」。やっぱり自分で作るのは楽しいです。この楽しさは一昔前までは職人や専門家だけのものでしたが、今ではレーザーカッター3Dプリンターを使えば一般人でもこんなに簡単に作ることができるんですね。

ちなみに、FabCafeの「Fab」とは「FABrication(ものづくり)」と「FABulous(愉快な、素晴らしい)」の意味があるとか。そんな「Fab」が詰まった今回のワークショップでした。

みなさんも家具屋や雑貨屋を巡っては「もう少しサイズが小さければ」「色違いがあれば」なんて思ったこともあるはず。もし、お気に入りが見つからないのであれば、自分で作ってみるのも楽しいですよ。

[FabCafe]
[Design life with kids!]

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