とはいえいくら意識していたって、気づくと散らかってしまうのが人間の性。ロボット掃除機が「片付け」までしてくれるようになるまで、どんなに忙しくても(めんどくさくても)自分でやるしかない……。
それならせめて片付けが楽になる仕組みを取り入れたい!ということで、今回は“部屋づくりのプロ”である「みんなの部屋」出演者のみなさんの収納アイデアをご紹介。部屋が片付く運用でなるべく負担を少なく、快適な暮らしを手に入れましょう〜。
■目次1. 置きっぱなしにしてしまう場所を収納場所にする
置きっぱなしにしてしまう場所を収納場所にする
ついつい置きっ放しにしてしまうアレやコレ。「もとあった位置に戻す」を頭に叩き込んでいるつもりでも、ちょっと気を抜くとまたやってしまう……。
そんな“置きっ放し”問題を逆転の発想で解決するのが、Atsukoさん宅の「無意識に片付く収納」術。固定概念に縛られず、「置きっぱなしにしてしまう場所」を収納場所にすることで、無理なく部屋のキレイを保てるようになるといいます。
また、扉を開けっぱなしにしてしまいがちなクローゼットなどはオープンにしてしまうことで、いつでも締まった印象に。逆に隠す収納では使いやすさを意識して、細かく仕切らず引き出しやボックスにざっくり収納しているそう。
はじめから完璧を目指すのではなく、住んでいる全員が無理せず「続けられる」工夫を施すことで、部屋のキレイが保たれているんですね。
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収納のテーマは“無意識に片付けられる”こと。カフェ風キッチンが主役の才色兼備なふたり暮らし(埼玉県)|みんなの部屋 - ROOMIE(ルーミー)
帰宅後と外出前が楽になる“充電コーナー”
一般的な暮らしより多くの収納が必要な、居住空間とアトリエの両方を兼ねる住まいで暮らす、画家の中村さん。
さまざまな“モノの置き場”の中でも特に印象的だったのが、リビングの入り口に配置されていた充電コーナー。籠の中で充電ができるようになっていて、外出時の充電忘れを防ぐためにつくられたのだとか。
コード類をひとまとめにすることで部屋の中がごちゃつかないし、帰ってきてすぐに充電できて安心。(枕元に置いておくとついつい夜中にいじっちゃうんですよね……)何より出かけぎわに焦って探さなくて済むのはスマートすぎる!
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築38年の団地をアトリエ兼住居に。モノが多くても生活しやすい収納術とは?(佐賀市)|みんなの部屋 - ROOMIE(ルーミー)
家族が片付けに参加しやすくなる工夫
フルタイムで働く2児の母・Geminiさんのお宅には、整理収納アドバイザーの知見を生かした収納術がいたるところで発揮されています。
「家の片付けはみんなでする」がGemini家のルールで、「自分から片づけたいと思ってくれる言葉をかける」「収納方法を一緒に考える」「片付ける場所を決めてラベリングする」など、普段から家族が参加しやすく、片付けモチベーションが高まる工夫をしていたのが印象的でした。
また、混み合いがちなキッチンでは、カトラリーやコップなどの置き場所を外側に配置。お子さんがお手伝いで食器を運んでくれるときにぶつかって怪我などしてしまわないように、奥の作業スペースとは離れた場所に設定しているそう。
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整理収納アドバイザーがDIYでつくりあげた、“家族みんなが心地よく過ごせる家”とは?(高知)|みんなの部屋 - ROOMIE(ルーミー)
1アクションで出し入れできる位置に収納する
備え付けの収納スペースが少ないため、収納の分類方法に工夫を施していた長江さんご夫妻。見せる収納と隠す収納をうまく使い分け、お気に入りのモノが目に入り、気分が上がる部屋づくりを意識していました。
また、収納では“使いやすさ”も重視。1アクションで出し入れができる位置の設定も大切にしているといいます。
そんな長江さんが収納改善の指標にしているのが、「部屋が散らかり始めること」。生活の変化で収納が機能しなくなると散らかることが多いそうで、そうなったら「収納を見直すサイン」だと思っている、というお話が印象的でした。
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散らかったら収納を見直す、家具は一気に揃えない…。お店のようなインテリアを維持するコツとは?(徳島市)|みんなの部屋 - ROOMIE(ルーミー)
持ち出しや片付けも楽な“吊るす収納”
マグネットフックを使った“吊るす収納”を多用していた、一貴さん、純子さん夫妻。マグネットフックなら工事も必要なく、気軽に収納スペースを増やすことができるのが魅力ですよね。
以前からキッチンで吊るす収納を使っていたといいますが、今では部屋中のいたるところで活躍しているそう。
「持ち出しや片付けもしやすくなるのでオススメ」とのことで、玄関ドアやスチールラックなど、生活の動線上に収納スペースを確保できるのはマグネットフックの魅力ですね。
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